深い関係を築いている途中ですから、喧嘩するのは仕方がない部分もあるとして、仲直りまでの時間は短ければ短いほどいいと思いませんか?
喧嘩の場数を相当踏んできたと自称する私からすると、その気になれば仲直りのタイミングを操作できます(多分…きっと)。私たちの場合、怒りレベルが低~中くらいなら、すぐ仲直りすることができるようになってきました。
すぐ…というのは、喧嘩が終わって30分以内くらいです。
私たちの喧嘩は、新ネタというのはほとんどなくて、ほとんどが何年にも渡って同じような古いネタばかり。毎度毎度同じことの繰り返しでゲンナリしてしまいます。
そこへきて、仲直りにまで時間を割いてしまったら、人生って一体…という壮大な規模で病みそうです。だから、喧嘩をしてしまうなら、せめてすぐ仲直りをしたいと思い立ったわけです。
今回は、私たちがすぐ仲直りするために心がけていることを5個紹介します。
仲直りまでに時間がかかるとか、仲直りしようと思ったら第二ラウンドが始まってしまうとお悩みの人に役立ててもらえれば嬉しいです!
その①話し合いはしない
これはかなり大事なことだと個人的には思っています。
喧嘩は感情と感情のぶつかり合い。ぶつかり合って疲れ果てて一息ついた時に、感情の高ぶりがスーッと引いていくことがあります。
そうすると、イライラモードの時には出来なかった”冷静に話し合う”ということをやってみたくなるわけです。「今度はちゃんと話し合いができるかも」と期待して。
だけど、これは絶対におすすめできません。
喧嘩後は、とてもデリケートな状態ですから、イライラはすぐそばにいます。そば…どころか、ぴったりくっついている感じ。そんなタイミングで話し合いをするなんて、火のそばで油をまいているようなもの…そんなの怖すぎます。
私は、喧嘩してから24時間以内の話し合いは避けるようにしています。仕事絡みで急いで解決しなくてはいけない時でも6時間くらいは空けるように心がけています。
喧嘩の原因を解決したいからこそ、落ち着いて話し合いをしたいと思うものですが、何事もタイミングがあります。
話し合いは、イライラをもっと遠くに追いやってからでも十分間に合います。仲直りすることより大切なことはないと思って、ゆっくり向き合っていきましょう。
むしろ僕の場合、喧嘩直後はぐったりしているので話し合いはしたくないんだよね。頭を冷やした後、話をすると冷静に話し合いができて、一気に仲直りできることも多い気がする
その②謝る時はひと言で完結に「ごめんね」
私はものすごくおしゃべりです。自分の気持ちを1から10まで話したい病。
なので、謝罪が目的だったはずが、要らぬことを口にしてしまい、彼のイライラを復活させたことは星の数ほどありまして…。
最初は「こっちは仲直りしようとしているのに、気が短すぎん?(チッ)」と、自分の非にまるで気付いていなかったのですが、だんだんこんな疑惑が出てきました。
喧嘩のあとに、ごちゃごちゃしゃべるって、相当ウザったいのでは…?
そのことに気付いた後、試しに「すぐ感情的になってごめんね」と超シンプルな謝罪をしてみたんです。すると彼は「俺もごめんね…」と私にくっついてきてくれて…。そこからはもう喧嘩の内容には触れずに、きゃっきゃうふふな時間をしばし堪能しました。
なーんだ、ケンカってこんな簡単に仲直りできるんだ!と思った出来事でした。
確かに、気持ちが落ち着いたばかりなのに、すぐ喧嘩の発端となる話とか、「反省すべきだ!」みたいな話をされるとうんざりしていたよ
その③ただくっつく
謝罪をしなくても仲直りできる方法が、ただくっつくという方法。いきなりハグしようとしても拒まれる可能性大ですから、手にそっと触れるとか、二の腕をなでるとか、肩と肩をくっつけるとか、彼の体の一部に触れてみてください。
その時のポイントは、目は合わせないこと。なぜなら、目を合わせてくっつく…というのを過去にやってみたところ、彼にこんなことを言われたのです。
「こっちを見られると、俺も応えないといけないのかというプレッシャーを感じた」って。
確かに、彼を見つめていた時には「さぁ、あなたも仲直りに向けて動き出しなさい」という指令を無言で送っていたような気がします。
そこで今後は、うつむき加減でくっついてみました。目線を下に向けたところで、彼が感じるプレッシャーは簡単には消えないようで、結局反応は同じ。体が強張っていましたね。
私が変わったということを、彼の脳内で上書きしなくては!と思った私は、次にこんな作戦を立てました。
”くっついてみて、彼が無反応だったら速やかに離れる”作戦です。
彼の体が、私からのスキンシップを受け入れていないと感じたら、怒るでもなく、悲しむでもなく、スーッと離れていきました。
それを何度か繰り返していると、私の変化が上書きされたのか、くっついたら彼も私に体を寄せてくれるようになったんです。
このお互いの変化は、すぐ仲直りするために、ものすごく大切なことだと思っています。
お互いの温もりを感じたら、喧嘩のイライラよりも安らぎが勝つに決まってますから。
喧嘩をした直後でも、やっぱり心から信頼している相手だからか、触れられるとどこかホッとするんだよね。それをきっかけにして仲直りをすることも結構あるよね
その④喧嘩した場所を離れる
車で移動中に喧嘩をしたら、どっかお店に行く、近くにいるなら帰宅するなどして、喧嘩をした場所からしばらく離れるというのも効果がありました。家にいたら、用事を作って外出するようにします。
感情的になった後は、喧嘩が終わってもなかなか変な緊張が抜けません。場所を変えることで自然と気持ちの切り替えが出来ていたのではないかと思います。
移動後は、もちろん喧嘩の話をしません。
正直、僕にその感覚は分からなんだけど、その場所を離れたらクールダウンしているような気がする
その⑤一緒にご飯を作る
私たちの喧嘩はものすごく長くなってしまうので、終わったらお腹が空きます。
そんな時は気力があれば2人でご飯を作るというのもおすすめ。彼が野菜を洗ってくれるそばで私は野菜を切って…と作業をしていると、一緒に暮らしている幸せを取り戻せたような気がして、心が安らぎますよ。
彼がものすごくダメージを受けているなと思ったら、彼はゲームの時間にして私がご飯を作ってあげるという日もたまにあります。私は家事の中で唯一料理が好き。作っているとリフレッシュできるし、彼にも感謝されるので、一石二鳥感があります。
もうヘトヘトだー…という時は、ファストフードに助けてもらうことも。明け方に車の中で、YouTubeを流しつつ、黙々とポテトをむさぼってお腹を満たして充電します。
僕はひたすらゲームをしているか、眠るというのが大体の流れなんだけど、話し合いを忘れて、一旦好きなことに没頭したり、協力して何かをするっていうのは良いのかもしれない
まとめ
すぐ仲直りするって、最初はハードル高めに感じていましたが、試行錯誤している内に上手になってきたように思います。
喧嘩の頻度が高いと、仲直りはサッサと終わらせないとやってやれません。
それからもうひとつ。
いつでも笑顔で「いってらっしゃい」「いってきます」って言い合いたいから、早く仲直りできるように練習してきたというのもあります。
たとえば、私一人だけ出掛ける予定がある中で喧嘩してしまったら、仲直りまでたどり着かないと気が済みません。
だって嫌じゃないですか。喧嘩別れして何かあったら…。
とはいえ、いつでも仲直りが早いわけじゃないですよ。
今回はすぐ仲直りしたいと思った時に心がけていることを5つ紹介しましたが、仲直りなんてしてやるもんか!といつまでもふてくされている日もあります。
私の場合、怒りのエネルギーを仕事にぶつけるか(すっごい進む。エネルギーの有効活用)、ふて寝をするか…です。それから一人で出掛けて美味しいご飯を食べて優越感に浸る日もたまにあります。
彼はゲームパーティーをするか、ふて寝をするかですね。
すぐ仲直りするというのが義務になってしまっても、それはそれでしんどいので、大人げない日があってもいいかなーと、ゆるく生きてます。
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