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同棲中の彼氏と喧嘩ばかりの時は本音を探ろう【男目線で解説】

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僕は、同棲中の彼女とよく喧嘩をします。

ひどい時期は1日に5ラウンドも大声で喚き散らし合うような喧嘩をすることもあるくらい、喧嘩ばかりの同棲生活でした。

今では大きな喧嘩は月に2回くらいに減ってきました。というのも、僕自身が何に怒りを感じていたのか、ようやく理解し始めてきたからかもしれません。

「あの時あんなに怒っていたのはこんな理由があったのか!」と分かった時、怒りの原因は相手ではなく自分にあったんだと気が付きました。

それからというもの、喧嘩の頻度が減ってきたのです。つまり、彼氏の本音を知ることで、喧嘩も減らせるということです。

僕が彼氏さんの代弁者として、どんな気持ちなのかを伝えると共に、どんな風に付き合っていけば良いのかについてもお話します。

彼氏さんの気持ちを理解できたら、お互いに笑顔でいられる時間も増えますよ。

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平常時と言っていることが違う時の本音

喧嘩をしていない時は、「一緒に居るだけで幸せ」とか言っているのに、喧嘩中には「一緒に居るとイライラする」と言う。

こんな感じで、怒っていない時と全然…というか、真逆のことを言われると、どっちが本音なのか分からなくなってしまいますよね。

僕も、普通の時は「一緒に○○するのが楽しい」と言いながら、喧嘩になると「お前と○○をしてもぜんぜん面白くない」みたいなことを言うことがありました。

こうやって言われると、すごくショックを受けると思います。自分は楽しんでいると思っていたのに、本当は楽しくなかったのかと思うと悲しいです。その本音はどんな感じなのでしょうか。

【本音】そう思う『時もある』

僕の場合、いつもと違うことを言うのはそう思う時もあるという点を、大げさに言っているだけのパターンが多いです。

上の例で言うと、「いつもは楽しいけど、気分が乗らない時は楽しめない」という感じ。

怒って力強く言っているのを見ると、それが本音に聞こえてしまうかもしれませんが、ほとんどの場合大げさに喚いているだけです。

ただ、普段は楽しくないのを隠していて、怒っているついでに本音をぶつけている可能性もありますから、ウソだと決めつけることはできませんが…。

【見抜き方】平常時にもう一度質問する

怒った勢いで本音を言っているのか、それともウソを言っているのかを確かめるには、彼氏さんが冷静になった時に改めて質問するとわかります。

「怒った勢いで言ってしまった」と言ってくれるかもしれませんし、「実は…」となるかもしれません。そうやって本音を見抜いてください。

【対処法】喧嘩中に言っていることは無視する

普段と違うことを言う場合、大抵あなたを傷つける内容だと思います。その目的の一つはあなたを混乱させること。

男性は喧嘩になると勝ち負けにこだわる傾向が強く、あなたのことを敵視している可能性が高いです。そのため、言い負かそうとしているがために意図的に傷つけるような言葉を吐いてしまうのです。

ですから、喧嘩中の言葉はあまり信じない方が良いです。中には、喧嘩中にしか本音を言えない男性もいますが、喧嘩中は無視することをおすすめします。

喧嘩中に「本当?」と問い詰めてしまうと、勢いで言ったことを知られないために、無理に「本当だ!」と言ってくるかもしれません。そして、一度言った手前、彼氏さん自身も本気でそう思い込むようになりますから。

あえて傷つける言葉を言う

口喧嘩とはいえ争いです。男は喧嘩中に闘争本能が目覚めてしまいますので、相手に勝つことを目的に言葉を発してしまうことがあります。これは本人の意図しない部分で起こっていることです。

僕も、ツムギ(彼女)に対してあえて傷つくような言葉を選ぶことがあります。普段は大切な存在であるはずなのに、喧嘩中は倒すべき敵だと感じるようになり、言葉に詰まった(言い負けそうになった)時にはわざと傷つけるようなことを言って、黙らせようとしてしまうことがあります。

【本音】自分はすごく傷ついた

この時に僕が伝えたいのは、自分がすごく傷ついたこと。

自分が傷つけられたと感じるから、そのお返しとばかりに、傷つけようとしてしまいます。

【見抜き方】直前に自分が言った言葉を思い出す

彼氏さんが暴言を吐く前、あなたはどんなことを言いましたか?

もしかしたら、その言葉で彼氏さんを傷つけてしまったのかもしれません。

心当たりがないなら、お互い冷静になった時にでも彼氏さんに質問してみてください。あなたにとっては、そんなことで?と思うようなことで傷ついてしまうこともありますから。

【対処法①】無視する

怒っている時の暴言は、正直無視した方が良いことはたくさんあります。

あなたに伝えたい何かがあるかもしれませんが、怒りがピークに近いほど、あなたを傷つけるためだけに言葉を発していることもありますから。

あと、無視をすると言っても、そのまま無言になるとか、彼氏さんの言っていることをガン無視するのはNGです。

暴言だけを無視して話を進める。これがベスト。

「それってどういうこと?」と聞き返すと、余計にひどい目にあいますよ。

あなた自身も傷つきますので、暴言だけを無視するというのは難しいと思いますが、ショックを受けた時は一度深呼吸をしてみてください。それだけでも少し冷静になれますから。

【対処法②】謝罪する

傷つけてしまってごめんねと伝えると、彼氏さんも冷静さを取り戻してくれるかもしれません。

とはいえ、暴言を吐かれたあなた自身も傷ついているはずですから、あなたから謝るのはすごく難しいと思います。

少しあなたの頭が冷静になってきた時にでも謝ってみてください。すると、彼氏さんも落ち着いてくれるはずですから。

怒鳴る

怒鳴るというのは喧嘩につきものですが、何の理由もなく怒鳴っているわけでもありません。あなたもそうだと思います。

僕は怒鳴ることはそんなに多くはありません。それでも、どんな時に怒鳴るのかはわかってきました。

【本音①】これ以上傷つきたくない!

僕の場合、一番の理由がこれ以上傷つきたくないという思いからきています。

大きな声を出して、彼女の声をかき消そうとしていると言ったらイメージしやすいと思います。

【本音②】それは理不尽だ!

言っていることが理不尽だと感じたことで、言葉をさえぎろうとしたり、自分の言葉・気持ちを伝えようとしています。

僕はツムギの言っていることが理不尽だと感じた時、怒鳴り散らしてしまいます。

ツムギが言っていることが正論だったとしても、この時の僕は受け入れられないと思っていたり、受け入れたくないと感じて、大きな声で騒ぐことはよくあります。

【本音③】言うことを聞いて欲しい

大声を出すというのは、相手の言葉をさえぎる他に、自分の言葉を届けるという意味もあります。まぁ、怒鳴っている時点であまり伝わりはしませんが。

なので、僕は自分の言うことを聞いて欲しい時に怒鳴っていることもあります。

【見抜き方】言葉の内容に注目する

怒鳴っている時、彼氏が何と言っているのかに注目してみると、本音が見えてきます。

・ただ叫んでいるだけor「うるさい!」:これ以上傷つけないで欲しい
・あなたを罵倒する:それは理不尽だ!
・○○しろ!orちゃんと聞け:言うことを聞いて欲しい など

「うるさい!」とか「黙れ!」と言うのは、罵倒しているようですが、あなたの言葉をさえぎろうとしている可能性もあります。また、ちゃんと聞いて欲しいと思っているかもしれません。

その辺の微妙な違いは、その時の会話の流れで判断してみてください。

お互いが冷静になった時、直接理由を聞いてみるのも良いかもしれません。

【対処法①】言葉だけを聞き取る

いくら彼氏とは言え、男性に怒鳴られるというのは女性にとっては恐怖ですよね。同じ男性の僕でも怖いのですから、女性なら尚更だと思います。

怒鳴っている部分にだけ注目しがちになってしまいますが、怒鳴っているのは無視して、言葉だけを聞き取ってみてください。

【対処法②】他の伝え方を考えてみる

何かを伝えようとすると、彼氏さんが怒鳴ってしまうという場合、他の伝え方を考えてみてください。

怒りに任せて伝えるのがダメなら、静かなトーンで伝えてみたり、直接言うと怒り出してしまいそうなら手紙にしてみると良いかもしれません。

手書きで受け取るあなたからの言葉は、彼氏さんにとって大事なはずですから、しっかり見てくれると思いますよ。

怒りの原因を考えてみる

怒りは二次感情と言われており、最初に不安・寂しい・苦しい・悲しい・怖い・ツラいなどの一時感情から発生します。

僕の場合、怒りの原因の多くは不安や悲しい、苦しいなどから怒りに発展しています。さらにその原因を考えていくと、自信がないことが原因だということに気が付きました。

自信がないから彼女から少しでも指摘されると、こんな思考になって怒り出してしまいます。

変わらないといけない→変わるために挑戦(=失敗)するのが怖い→怒ることで挑戦することから逃げる

自信がないから、挑戦と失敗をイコールにしてしまい、そのせいで変わって欲しいという旨の話をされるのを苦痛に感じ、すぐに激怒していたのです。

そのことには何年も気が付かなかった、というか気が付くのすらも怖かったのだと思います。

それくらい自分に自信がなく、自信がないから自分の弱いところを知るのが怖くて、それを指摘されたり、どうにかして欲しいという話から逃げて(怒って)いました。

怒りには色々なメッセージが込められている

こうして、怒りを細かく分析してみると、その人の奥深い部分まで色々分かってきます。

どんなことにコンプレックスを持っているのか分かるだけでも、彼氏さんとの付き合い方が見えてくるでしょう。

・自分の言うことが全て正しいと思っている
・外で言いたいことが言えないストレスをぶつけている
・自分に自信がない
・何かに不安を感じている
・細かい部分が目に付く など

彼氏さんにはどんな一時感情が隠されているのか、色々探ってみるのも面白いですよ。

自分の怒りとも向き合ってみる

喧嘩が起こるということは、きっとあなた自身も怒りを制御できなくなってしまっていると思います。

彼氏さんが理不尽すぎて怒りを感じているかもしれません。ですが、怒りを感じる原因を知っていたら、怒りを抑えられるようになるかもしれません。

あなただけでも怒りを抑えられるようになったら、大きな喧嘩を防げるようになりますよ。

彼氏さんにどんなことを言われた時に怒ってしまいますか?どんなことをされた時にイラっとしますか?

そうやって分析して、自分の怒りのツボを知っておくだけで、抑える方法がわかってきます。というか、意識するだけで怒りの度合いが激減します。

そして何より、自分自身の弱さとも向き合えることによって、精神的に大きく成長できます。

距離を置くという選択も

同棲中に喧嘩ばかりしているのは、本当に辛いですよね。

本来なら家は安らげる場所なのに、喧嘩が始まったら言われたくない言葉をかけられたり、心にもないことを言って彼氏さんを傷つけて気まずい思いをしたり…。

早く何とかしたいと思う気持ちは痛いほどわかりますが、頻繁に喧嘩をしているカップルが、ある日突然ピタッと喧嘩がなくなるというのはかなり難しいと思っていた方が良いです。それこそ、どちらかが自分の致命的な問題に気が付き、立ち向かう覚悟を決めたくらいの変化が必要です。

自覚するまでが大変

喧嘩を減らすには、その原因となっていることと向き合い、改善していく必要があります。

それが彼氏さんにあるかもしれませんし、もしかしたらあなたにあるのかもしれません。もし、彼氏さんにあるとしたら、喧嘩を減らすのはかなり険しい道のりになるでしょう。

というのも、自分の弱い部分と向き合うのは、それを自覚して立ち向かわないといけないからです。でも、弱いからこそ、自分の嫌なところだからこそ自覚をすることから逃げます。

特に男性は、女性に弱い部分を指摘されると傷つくので、あなたが伝えたとしても強く否定して、余計に自分のカラにこもってしまうでしょう。

ですから、自覚してもらうのはかなり難しいです。

自覚してからも大変

例え自覚してくれたとしても、そこからようやく本番が始まります。

自分の弱い部分と向き合う強さを手に入れ、そのための努力を続けなければなりませんから。

失敗するたびに傷つき、疲弊し、場合によっては挑戦するのが辛いと感じてしまう時もあります。それでもあきらめずに挑戦し続ける。

そうすることでようやく改善に向かうのです。

自覚して、立ち向かう覚悟を決めることができたら、どんどん成長してくれる可能性がありますが、そこまでが本当に大変です。

その途中で、何度も攻撃を受ける立場になるのがあなたですから、ともに立ち向かう覚悟が必要になります。

僕は自覚するまでに8年くらいかかりました。ですが、自覚し始めてからは急激に成長しているように思います。

耐えられないなら距離を置く

この長い道のりを歩んでいる間、彼氏さんはあなたに怒りをぶつけてくるでしょう。

時には二人ボロボロになって、ベッドから起き上がる気力もなくなってしまうこともあるかもしれません。

でも、無理に耐え続ける必要はありません。キツいと感じたら、距離を置いてみたり、別れるという選択もあるということを忘れないでください。

それが唯一あなたの支えとなってくれるのですから。

まとめ

同棲中の彼氏さんには、あなたには想像もつかないような理由で怒っている可能性があります。

それは、男と女の違いで理解できなかったり、女性にとってくだらないことだったりします。ですが、それを理解することは喧嘩を減らすために大いに役立つことなのも事実。

彼氏さんに腹が立つこともあると思いますが、冷静になった時だけでも良いので、どんな本音があるのかを考えてあげてください。

ただ、彼氏さんの心が弱すぎる場合、あなたへの負担が大きくなってしまいます。辛くなった時は逃げ出すという選択肢をいつも意識しておいてください。

 

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