世の中には「旦那が好きすぎるから子供はいらない」という考えの人がいるようです。個人的には子供を授かれたら…という想いのほうが強いですが、少しわかるような気もします。
きっと旦那さんと送る日々が充実しているのでしょう。
とはいえ、「旦那が好きすぎるから子供はいらない」という考えは、ずっと続く保証はありません。
子供を授かりたいと思ったとしても、それがすぐに叶うとは限りませんし、年齢というタイムリミットもありますし。いつか後悔が襲ってくるのでは…と考え込む日もあるのではないでしょうか。
旦那が好きすぎるという点においては私も同じなので、考えてみたことをお話したいと思います。
「旦那が好きすぎる」という感覚は一生続くものではないと思う
私とパートナーのいつきさんは約16年のお付き合いで、その内14年くらいは一緒に暮らしています。
さらに、10年は一緒に仕事をしているので、用事がなければ24時間一緒です。彼とは本当に長い時間を共有してきました。
彼と過ごしてきた年月を振り返ると、愛情の形や表現方法がお互いにどんどん変わっていったなぁと思います。
今の私は”旦那が好きすぎる期”の真っただ中ですが、その前は”老夫婦のようなのんびり期”でした。付き合い始めの頃は、”愛されて当たりまえ期”だったし、”旦那ともはや融合したい期”もありました。笑
だから思うんです。
旦那が好きすぎることと、子供が欲しいかそうでないかは切り離して考えたほうがいいのではないかと。
大好きな旦那さんとの間にできた子供は、目に入れても痛くないくらい可愛く感じるかもしれません。
私の話ですが、二十代の頃、避妊はしていたものの、ひょっとして妊娠したかも…？と思ったことがありました。
妊娠検査薬を買って、なぜか職場の上司に見守られながらトイレで準備したのですが、結果は陰性。
当時私は社会人になりたてで、彼は学生。子供ができてしまっては困る状況だったし、まだ子供は欲しくないと思っていたのに、妊娠していなかったことが悲しくて仕方ありませんでした。
あのとき、いつきさんと一緒に子育てをする自分の姿が、なぜか自然に想像できたんですよね。
妊娠したかも…と思わなければ決して気付かなかった気持ちです。
旦那さんと子育てしている姿を想像してみるというのは、とてもいい刺激になると思います。
想像できない場合は、子育て真っ最中のお友達の話を聞いたり、甥っ子・姪っ子を預かってみるというのも考えるきっかけになるでしょう。
「子供はいらない」という考えはいつか後悔する？
”旦那が好きすぎるから子供はいらない”と思っている人のなかには、心のどこかで「いつか欲しいと思うかもしれない」「何年か経って後悔してしまうかも…」という迷いを持っている人もいるでしょう。
私たちカップルは別の理由で子供はいませんが、子供がいない人生を後悔する日がいつかやってくるのではないかという恐怖心が時折襲ってきます。
後悔のない人生を歩みたいとは誰もが願うことですが、まだ現実のものとなってない悔やむ気持ちを、今どうこうできるものではありません。
だから、後悔のない選択肢を探すのはやめました。今一番大切にしたいことを選択するようにしています。
旦那さんと後悔を一緒に背負っていけると思った
本かネット情報だったかは忘れてしまいましたが、”今を大切にしていくことで人生は充実するものだ”という一文を見かけて、とてもホッとしたことを覚えています。呼吸がしやすくなったというか、見えない敵との闘いが終わったというか…。
子供がいてもいなくても、パートナーのいつきさんと人生を歩めるのならきっと幸せだろうな
もし子供がいないことで死ぬほど後悔する日が襲ってきたとしても、苦しみを分かち合える人が隣にいるのならきっと乗り越えられるだろうな
いつきさんと出会い、今日まで苦楽を共にしてきた幸運を信じようと思いました。
過去には戻れないし、未来を覗くこともできません。今を生きていくしかできないのだから、一生懸命向き合っていきたいです。
まとめ
旦那が好きすぎることで子供がいらないと思うのは、旦那さんとの生活がそれだけ満たされたものなのでしょう。
それはそれでこれからも大切にしていくとして、子供については改めて考えてみることをおすすめします。
今は子供がいない夫婦が増えてきたと言います。選択しやすくなった時代に感謝して、夫婦にとってのベストを探っていきましょう。
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