好きだけど離婚したくなるケースとして、借金問題は代表的なものだと思います。
私個人の考えでは、借金があることを正直に言ってくれたらOKです。私と付き合ったあとに借金をする必要があったら相談のうえ決まったことならOK。
ただし、隠すのは絶対に受け入れることができません。
パートナーのいつきさんは付き合い始めの頃、いつの間にかカードローンで3万円借り入れをしていたことがありました。そのときはものすごく怒りまくってカードを真っ二つにしたことがあります。
借金でも決して軽視できない問題なのに、それを隠されてしまったら、信頼関係まで失われてしまうと思います。
ここでは、夫婦が借金問題とどう向き合っていったらいいのかについて考えていきたいと思います。
好きだけど離婚したほうがいいかも…借金問題の難しさ
好きだけど離婚したほうがいいケースは、実は結構多いのだなと思います。
若い頃は勢いと愛情で何でも乗り越えられると思っていましたが、場合によっては人生を左右するくらい大きな問題もありますよね。
借金はまさに勢いと愛情だけではクリアできない問題と言えます。とはいえ、借金はその背景や返済計画も重要になってくるので、即離婚にはならないでしょう。
好きだけど離婚したほうがいいケースは、次のようなものが挙げられます。
- 心身ともに健康なのに働く気配がない
- ギャンブルや浪費で生活費にも手を出されてしまう
- 借金を隠されていた
- 借金癖がある
返済するあてがないのにお金を借りている、借りようとする人とは、安定した生活を送ることはできません。
もしうちの夫がそういう人であれば、”好きだけど離婚する”可能性は高いです。若い頃なら好きだけでも頑張れましたが、人生を共にするなら一緒に生活していける人でなくてはいけませんから。
しかし、夫が病気…たとえばギャンブル依存症などで借金をしていたとしたら、その場合は借金よりもまずは病気のほうを見ると思います。
夫が病気を治したいと思っている限りは、妻として出来ることをやってあげたいからです。家族だけでは限界があるでしょうから、必要に応じて専門家の力も借りて向き合っていきたいです。
夫は過去に心を病んだことがあり、回復するまでに丸2年かかりました。当時は、それこそ数分単位で変わる夫の心の調子に一喜一憂したものです。
お互いとても辛い経験でしたが、乗り越えた今は、とても強い絆ができたと思っています。
借金はその額だけではなく、なぜ借りることになったのかという背景も見てあげたいというのが私の考えです。
好きだけど離婚するというのは、言葉では言い表せないほど辛いことではないでしょうか。それならば、納得できるまで全力で向き合ってから結論を出したいのです。
夫婦で借金問題と立ち向かっていくには
借金問題は好きという気持ちだけでは乗り越えるのが難しい壁だと思います。
とくにギャンブルでつくってしまったとか、無計画にお金を借りて返済できない状況になってしまっている場合は、家族としての未来が見えなくなってしまいます。
私たちの場合、車のローンと奨学金、そしてパソコンのローンを組んでいたので、毎月最高で7万円くらいは借金返済に充てていた時期があります。
借金問題があっても離婚せずに、いい関係を築いていくために、私たちはこんなことに気を付けています。
お金のことは小さなことでも相談し合う
私たちはお財布をひとつにしていて、いつも夫が管理しています。
私のお財布はいつも空っぽなので、必要があるときに補充するという感じです。
私たち夫婦は、欲しい物があったらたとえ数千円であっても相談するのが当たり前になっています。
お金の使い方が全く違うので、相談もなく使った場合、「え?そんなことで使うの?」という不信感を持ってしまう可能性があるからです。
たとえば私は、自由に使えるお金があれば家族にあげる物をよく買っています。
うちの家族は食べ物をどっさりくれたり、その食べ物が入っている紙袋にお金が入っていることもあったりします。なので、定期的にお返しをしないとすぐにもらってばかりの状況になってしまうのです。
夫からすると、家族と頻繁にプレゼントし合うことがあまり理解できないようです。お返しが大変なので、正直私は遠慮したいのですが、家族付き合いの形を変えるのはなかなか難しいです…。
夫の場合は、未プレイのゲームソフトが500本以上あるのに、安いゲームソフトを見つけては買いたい!とお願いされます。
私からすると、そんなに買ってどうするの…と思いますが、人の趣味なんてたとえ夫でも簡単に理解できるものではないですよね。
このように、自分にとっては必要な出費であっても、パートナーが同じ認識だとは限らないので、相談はとても大切なことだと思います。
これ以上借金はしない
昔は割と気軽にローンを組んでいましたが、今は一括払いできない物は買わないと決めています。
借金は未来の自分たちに負担を強いるものです。
とりあえず奨学金の返還が終わるまでは、たとえ少額であってもローンは組まないと決めています。
収入を増やす努力をする
借金と無縁の人生を送るには、収入を増やす努力は必須ですよね。
私たちは自営業で、安定させることがまだまだ難しい状況です。
とくにこのコロナ禍では、なくなってしまった仕事もあります。
収入を増やすために仕事のやり方を考えるのは、借金問題を解決するうえで非常に大切です。
まとめ
借金は離婚の火種になるからこそ、小さな問題でも見て見ぬふりはしたくありません。
これだけ長く一緒にいたのに、好きだけど離婚するという結末は絶対に避けたいですから…。
別の理由でしたが、私は過去に愛情はあるけど別れるしかないのかな…と、1年半くらい悩んだことがあります。
あの頃は、問題が大きくなりすぎて途方に暮れていました。毎日辛くて、楽になりたい…でももう少し頑張りたい…のくり返しでした。
もう二度とあんな思いはしたくないので、問題を大きくしないための努力をしていきたいです。
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