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「ひとりの時間が欲しい…」主婦が自分の時間を作るためにできること

一人の時間
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主婦は何かと忙しい。

家事や育児に追われているだけで、あっと言う間に一日が終わり、「今日も自分の時間がなかった…」と、疲労を感じて眠りにつく…。

そんな日々の繰り返しに、肉体的にも精神的にもきつくなってしまうという女性もいるでしょう。たまにはひとりの時間が欲しい!と思うのは当然のことです。

ここでは、主婦がひとりの時間を作るためにできることを紹介します。

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子どもがいない主婦がひとりの時間を作るコツ

ひとりの時間が欲しいと旦那に伝える

旦那は、あなたがひとりの時間を欲していると気が付いていないのかもしれません。

男性はひとつのことしか考えられない傾向があるため、仕事が忙しい時にはあなたのことを見ている余裕がなくなります。

仕事が忙しくなくても、自分がやりたいこと、やって欲しいことを優先する男性もいます。なので、あなたが口に出して伝えないと分かってくれないと思っていた方が良いです。

直接は言いにくいと思いますが、あなたの気持ちを伝えることがひとり時間を確保するための一番の近道です。そして、理解してもらえたなら一番の協力者となってくれるのが旦那なのです。

うまく伝えるポイントは、ちゃんと自分の気持ちを理解しておくこと。自分が分かっていないと、上手く伝えることもできませんから。

まず、紙に自分の気持ちを書き出してみてください。順番とかは関係なく、思ったことを自由に書きます。

この時、一般常識とか罪悪感とかは無視して、思っていることを素直に書くのがポイントです。

書き終わったら、自分の気持ちをまとめて、それを旦那に伝えましょう。

男は勝手な生き物だと理解しておく

男は、自分が自由に過ごす分には良くても、妻が自由に過ごそうとすると嫌悪感をあらわにする勝手な生き物だと思っておいた方が良いです。

「俺は仕事をして家計を支えているんだから、仕事以外の時間は自由に過ごさせろ!」というスタンスの男性も少なからずいます。すでに言われたという人もいるかもしれません。

そうやって言われるかもしれないと、事前に覚悟していたなら、傷を最小限に抑えることができますから。

実際、毎日家事を頑張っている妻に対して、「俺のやって欲しいことの10分の1もやっていないのに?」と、心無いことを言われたという人もいます。自分は家事にノータッチなのに。

お願いをするという感じで話し合いを持ち掛けた方が円滑な話し合いに持って行きやすいです。あなたにとってはすごく嫌かもしれませんが…。

目的(ひとりの時間を確保する)のためだと思って、頑張ってみてください。案外すんなりOKしてもらえるかもしれませんしね。

家事を分担する

家事に休日はありません。

人は生きている限り、食事を摂る必要がありますし、洗い物は出ますし、洗濯物も出ますし、ゴミも溜まります。主婦は毎日何かしらやることがあります。

家事は誰かがやらないといけないことなのですから、一人で負担していては、ひとりの時間を作るのは不可能と言わざるを得ません。

ですから、旦那にも家事を分担してもらいましょう。

ただ、普段やっていない旦那に家事をやってもらおうとすると、抵抗される可能性が高いです。ごみ捨てしかしていないくせに「俺も家事やってるだろ!」と言ってくるケースもあるくらいですから。

普段家事をしない旦那を動かすためには、説得に時間がかかってしまうかもしれません。ですが、諦めずに説得し続けることで家事を分担してもらえる可能性があります。

以下では、旦那に家事をしてもらうコツを紹介します。

家事の負担を知ってもらう

家事のことを甘く見ている男性は、家事がどれだけ大変なのかを知りません。中には、のんびりテレビを見てぐうたらに過ごしているのが主婦だという印象を持っている人も…。

そんな印象を覆してもらうには、実際にやってもらう方が早いのですが、なんだかんだやらない理由を並べて逃げてしまいます。そんな時は、普段やっている家事の内容を紙に書いて見せた方が良いでしょう。

1日の流れを書き出してみて、どれだけ家事に時間と労力を取られているのかを伝えてみてください。

また、「それくらい~」というように、簡単にこなせるだろうみたいな言い方をされた場合は、「じゃあそれくらいやってみて」と言うのが効果的かと思います。

旦那の性格に合った家事をしてもらう

人には得意不得意があります。

苦手なことは頑なに拒まれる可能性がありますが、得意なこと・性格的に向いていることならやってくれるかもしれません。

細かい作業が得意なら掃除を任せてみたり、大雑把な性格ならゴミ捨てとか洗濯物を任せるなど、家事との相性を考えてお願いしてみてください。

少しずつ増やしていく

あれもこれもと一気にたくさんの願いすると、そんなにやりたくないとか、そんなにできないと、断られる可能性があります。

最初はちょっとした作業、皿を拭くとかゴミをまとめる、洗濯を干すとか、「それくらいなら…」と思ってくれそうなくらい小さなことから頼んでみてください。

交渉術には、最初に断られそうなお願いをして、その後に条件を和らげることでOKと言ってもらうテクニックがあります。

例えば、エアコンの修理でA社から「1万円かかります」と言われた後に、B社から「8千円です」と言われると、最初から8千円と言われるよりも、負担が軽くなったような気がしませんか?

このテクニックを応用して、一度大きな負担の家事をお願いして、次に負担を軽い家事をお願いしてみてください。

そして、その作業に慣れてきた頃に、またちょっとした家事を追加する…というように、少しずつ増やしていきましょう。

細かい注文を付けない

男は妻から細かく指示されるのを嫌う傾向にあります。

そうでなくても、慣れない家事をしている中で細かく注文されると良い気分はしないでしょう。最初は大まかなやり方を教えて、注意もしないようにしてください。

どうしても気になる場合は、後から自分で直してください。面倒くさいと思いますが、長い目で見ると頑張る意味があります。

初めて挑戦する時はあれこれ言われても頭に入ってきませんし、やる気もなくなってしまいます。

子どもに教えるような感覚で、こまめに褒めて、できるようになってきたらひとつ注文を増やして…という感じで、できるように少しずつサポートしてあげましょう。

感謝する

旦那がひとつ何かをしたら、すぐに感謝の言葉を伝えるようにしてください。

「私は家事をするのが当たり前のように言われてきたのに…」と思うかもしれませんが、そこはひとりの時間を作るためにグッと我慢しましょう。

我慢する時のコツは、慣れないことをやってもらっている、この先もやってもらえるかもしれない、働いてもらっているのに家事をしてもらうのはありがたい、というように考えることです。うまくいけば、自然と心から感謝できるようになります。

家事の量を減らす

時間を作るために、家事の量を減らすのは有効な手段です。

最近では、家事を効率的にできる家電が増えてきていますので、積極的に取り入れてみるのもおすすめです。例えば、以下のような家電があります。

・ロボット掃除機
・食器洗い機
・乾燥機能付き洗濯機

最初にお金がかかってしまいますが、それでひとりの時間を作れるのなら安いものです。

性能もどんどん進化していますので、一度使ったら手放せなくなるかもしれません。

外食や宅配を利用して料理や洗い物にかける時間を短縮する方法もあります。料理や洗い物って、1日のトータルで3時間くらいかかります。

それを短縮できるのはありがたいです。

家事代行サービスを利用するのもアリ

最近では家事代行サービスを利用する人も増えているようです。

料理や掃除など、基本的な家事をはじめ、ペットのお世話や買い物なども請け負ってくれます。

無駄な時間を極力減らす

人は無意識のうちに無駄な時間を過ごしていることがあります。

・ぼんやりテレビを見ている時間
・なんとなくスマホを眺めている時間
・なんとなく動画を観ている時間
・SNS巡りをしている時間

スマホが普及して便利になった反面、遊んでいたらあっという間に時間が過ぎていた…となるデメリットがあります。

空いた時間を使って、暇つぶし感覚で利用しているかもしれませんが、ムダにしている時間を計ってみてください。きっと驚かれると思いますよ。

私自身、2~3分の動画だからと思って見始めて、あと一つ、あと一つというように、動画を見ていたら1時間経っていた…なんてことなっていたことはよくあります。

あなたが楽しんでやっているのなら良いのですが、何となくとか、楽しくはないけど習慣でやっているというのであれば、極力削ることをおすすめします。

どうせなら、あなたがやりたいことに時間を使った方が良いですからね。

子育て中の主婦がひとりの時間を作るコツ

小さな子どもがいると、どこに行くにもついてきたり、ひとりで行動したと思ったら大泣きしたり、一息ついていたら「お腹すいたー」と言われたり…。

愛らしくてかわいい我が子でも、四六時中一緒にいるのは楽ではありません。

ですが、やり方を少し工夫することで時間を作れます。

子どもを預ける

ママ友や親に子どもを預けるというのも自分の時間を作るのに有効な手段です。

とはいえ、用事もないのに自分がゆっくりしたい、好きなことをしたいからという理由で預かってもらうのは、罪悪感を感じてしまうものですよね。

ですが、子育てを経験している人からすると、あなたの気持ちも分かってくれるでしょう。中には、「私はどんなに忙しくても~」という訳の分からないマウント?自慢?をしてくる女性もいますが…。

子育てに強いストレスを感じている人ほど、その傾向が強くなります。楽しそうに子育てしている人、周りに協力をしてもらうのもアリだと思っている人に頼んでみると快く引き受けてくれるでしょう。

それから、預かってくれた人には「ありがとう」と声をかけてあげてください。預かった人にとっても「ごめんね…」と言われるよりも、「ありがとう!助かったよ」と笑顔で言われる方が良いはずですから。

あなたのリフレッシュは子どものためになる

よく考えてみてください。親に疲れた顔をされながら一緒にいられる子どもの気持ちを。

子どもは案外親のことを見ているものです。というのも、子どもにとって親は命を守ってくれる存在だからです。自覚はないでしょうが、文字通り親のことをよく見るのは命がけなのです。

ストレスが溜まっている精神状態は見抜かれていると思った方が良いです。

子どもを不安にさせないためにも、これも家族が笑顔で暮らすために必要なことだと割り切って、思いっきり羽を伸ばしてリフレッシュしましょう。

旦那にも子育てを協力してもらう

やっぱり、人に子どもをお願いするというと、抵抗を感じてしまう人もいるかもしれません。

子どもに何かあったら…と考えると色々不安になってしまうでしょうし、子どもが嫌がってしまうかもしれません。預かる方も不安に感じてしまうこともあります。

そんな風に、色々な不安を感じてしまう人は、旦那に任せてしまえばいいのです。

とはいえ、旦那が育児をしてくれない…と悩んでいる女性も多いでしょう。そもそも、もっと協力的ならひとりの時間がないと悩まないはずですから。

旦那に育児をさせるためには、なぜ育児をしないのかを知る必要があります。

ここからは、理由別に対処法を紹介します。

自分の仕事だと思っていないor女がやるべきだと思っている

男の人に多いのは、家庭での自分の役割はお金を稼いでくることだと思っているタイプ。一番厄介なタイプです。

家庭を支えるという責任を持っていると言えば良く聞こえますが、悪く言うと仕事さえしていれば、家にいる時は何もしなくてもいいと思っていると言えます。

それだと、育児をしてもらいたくても、「お前の仕事だろ」と一蹴される可能性があります。

そんなタイプの旦那に育児をしてもらうためには、子どもと関わる時間を増やしてもらうのが効果的です。

例えば、用事を作って子どもと旦那を二人っきりにしてみるとか、子どもが言葉を話せるなら「○○(子ども)があなたともっと遊びたいと言っていたよ」と伝えるなどの方法があります。

関わる機会が増えると、自分の子どもに対しての愛情を感じて、積極的に関わるようになってくれるかもしれません。

また、男は頼られると嬉しく感じて、積極的にやろうとするものです。

「自分の子どもなんだから育児をするのも当然だろ!」と思うかもしれませんが、そう主張するとカドが立つだけ状況は悪化してしまいます。

何かしてもらったら「上手!」とか「私よりうまい」「やっぱり頼りになるね」というように、積極的に褒めてください。

男は大きな子どもだと思え、という言葉があります。嫌かもしれませんが、旦那を動かすための戦略だと思ってください。

仕事で疲れているから

仕事で疲れている時は、子育てをする余裕もなくなってしまうものです。

確かに、肉体労働をしていて疲れ果てていたり、オフィスワークでも精神的にそうとう疲れている場合もあります。

近くで見ているあなたなら、旦那の疲労度は何となく伝わると思います。

この場合は、無理にお願いしてしまうと、喧嘩に発展してしまう可能性がありますので、他の方法でひとり時間を作ったほうが良いです。

ですが、旦那がこんな風に思っているパターンなら育児をしてもらえる可能性があります。

・自分の方が疲れている
・自分の方が大変

自分の方が…と考えているのなら、その認識が違うことを理解してもらうように努めましょう。

育児や家事はどんなことをしているとか、どのくらいの時間しているのかを紙にまとめて、視覚的に伝わるようにしましょう。また、実際にやってもらうのも効果的です。

小さな頃から家事・育児に携わったことがない男性は、その大変さは分からないものです。

分からないだけならまだしも、普段は何も家事をやっていないくせに、簡単にできること・楽なことだという認識を持っている人います。

なので、家事・育児がどんなものなのかを肌で感じてもらう方法は有効なのです。

主婦も大変なんだなぁと感じてもらえたら、今後子育てにも協力的になってくれるかもしれません。

育児のやり方が分からない

育児のやり方が分からないからやらない・やりたくないという人もいます。

男は情けない姿を見られたくないと考える生き物です。特に、パートナーにはカッコいいところだけを見せたいと思うもの。

育児ができない、やり方が分からないから、あなたに全て任せている場合もあります。

そんな旦那さんには、簡単にできることから教えたり、作業を分割して少しずつ教えてみてください。

例えば、おむつ替えを教える時は、最後におむつを付けるところだけさせてみたり、分量通りにミルクを作らせるなどをさせてみてください。

この時、上手くできている部分を見つけて褒めてあげるのがポイントです。褒めることで「もっと良いところを見せたい」と思う可能性もありますから。

子どもを預けるサービスを利用する

身近な人に子どもを預けるのを申し訳なく思うとか、預かってくれそうな人が近くにいないという場合は、サービスを利用するという手もあります。

子どもの一時預かりやベビーシッターなどが一般的ですが、ファミリーサポートセンターやショートステイなどのサービスもあります。

こうしたサービスを活用することで、ひとりの時間を確保しやすくなります。

旦那が反対してきたら

自分は家事も育児もしないくせに、子どもを預けるというと反対してくる旦那も少なくありません。

家にいる=楽、外で働いている=大変という図式が成り立っているのでしょう。主婦業というのは大変です。

家事や育児は365日休みなんてありませんし、いつ何が起こされるか分からないから、決まった時間ゆっくりするなんてできません。安眠中に起こされるなんてこともしょっちゅう…。

それを理解できていない男性は本当に多いものです。

ですが、よく考えてみるとそれも当然のことなのかもしれません。家事や育児が目の前で行われていても、自分で実際にやったことがないのですから。

普段、スーパーで働いている人を見かけているはずですが、その人達がどんな風に苦労しているのかはわからないと思います。

あなたも旦那が仕事でどんな苦労をしているのか、というのは話で聞いていたとしても分からないと思います。同じ職場で働いていたとしても、男性と女性とでは仕事内容や責任の重さも違うでしょうし。

ですから、旦那が心ない言葉で反対してきたとしても、育児と家事の両立が大変なことを理解できていないからだと思って、感情的にならないようにしてください。

旦那が反対してきた時は、じっくり話し合いをする機会を設けましょう。

話し合いをする時のポイントは、熱くならないように注意しつつ、あなたの今の気持ちを伝えること。

感情的になってしまっては、何も伝わらなくなってしまいますから。話し合いを経て、今後の方針を決めていきましょう。

子どもを早く眠らせるor早起きする

子どもを早く眠らせるor早起きすることで自分の時間を作る方法もあります。

正直、これに関しては子どもが起きてしまう可能性もありますが、簡単で実践しやすいです。

毎日子どもを寝かしつける時間を同じにすることで、時間が来たら眠くなるように調整してみましょう。

子どもの寝つき悪くて悩んでいる人は、早めに起きて朝にひとりの時間を作ってみてください。

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他にも、上で紹介した方法も取り入れてみてください。

まとめ

主婦は何かとやることが多いのに、旦那に理解されにくいです。

ですが、旦那に理解してもらうことがひとり時間を作るための一番の近道なのも確かです。

まずは、旦那に理解・協力してもらえないか、腰を据えて話し合いをしてみましょう。

 

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