同棲している夫婦は、ひとりの時間を作るのが難しいです。
家に帰ってきたらパートナーがいますし、どこに行くにも相談や許可が必要だったりします。そもそも、ひとりの時間を欲しがるのに罪悪感を感じたり…。
そんな中で、ひとりの時間を作るにはパートナーとの関わり方を工夫する必要があります。言い方を変えるなら、あなたの働き方次第で、ひとりの時間を確保できるのです。
ここでは、同棲している夫婦が、ひとりの時間を作る方法についてお話します。
ひとりの時間が欲しいことを伝えておく
ひとりの時間を作るのは、パートナーの協力がないと難しいです。
もし、あなたのパートナーが、好きな人とはずっと一緒にいたい、夫婦は仲良く一緒にいるものだと言う価値観であるなら、ひとりの時間を欲しがるあなたを理解するのは大変かもしれません。
その価値観の持ち主は、ひとりの時間が欲しい=一緒にいたくないと解釈してしまいますから。
勘違いをさせないように、ひとりの時間が欲しい理由や、自分にとってひとり時間とは何かをまとめておきましょう。
詳しくは以下の記事で紹介しています。
ひとりの時間の大事さを理解してもらえたら、協力してもらいやすくなりますので、必ず最初に話し合いの場を設けてください。
同棲夫婦がひとりの時間を作る方法
ひとりの時間を作れるように相談する
ひとりの時間が欲しいことを伝え、直接相談するのが一番早いです。特に、家でひとりの時間を作りたい人は、パートナーと相談する必要があります。
少なくともパートナーにも影響しますから。それに、許可をもらっていた方が心からひとりの時間を楽しめますよ。
この時、パートナーの気持ちにもちゃんと耳を傾けるように心掛けてください。
「毎日帰宅時間が遅くのは寂しい」とか、「1日に2時間もひとりの時間を過ごされたら寂しい」と言ってくるかもしれません。
パートナーが一緒に過ごしたいという価値観なら、そう感じるのも当然です。
あなたがひとりの時間を欲するように、パートナーは二人の時間を欲していると考えてください。
相談は、交渉とか勝ち取るという感覚ではなく、お互いに納得のいくラインを探すことだと思って、時間をかけて話し合いましょう。
パートナーが寝ている時間を活用する
パートナーが寝た後か、早起きをして自分の時間を作る方法は、一番簡単な方法です。
眠っているので、横から話しかけられたり、気を使われることもなく自分の時間を過ごせます。
デメリットとしては、静かにしないといけない、寝不足になってしまうということ。
ゲームや映画鑑賞、音楽を聴くとかならイヤホンで対応できますが、音が出るようなことをしたい場合、違う部屋でやるか、他の趣味を探すことになります。
外出する
家でひとりの時間を過ごすことにこだわっていない人、家でひとりになるのが難しい人は、外出させてもらう方法もおすすめです。
自分の行きたい場所で、パートナーを気にせずにゆっくり過ごしましょう。
ただ、パートナーが寂しがっている場合は、外出の回数や時間についてよく話し合っておく必要があります。
外出する時間が取れない場合やパートナーが納得してくれない場合は、帰宅前に少し遠回りさせてもらいましょう。こっそりやるのも良いですが、できることなら事前に相談しておいた方が良いです。
家の中で一人になれる場所を作る
部屋が2つ以上あるなら、1つは自分の部屋にしてもらう方法があります。
一人になれる場所が自宅にあると、同棲している夫婦でも、ひとりの時間を確保しやすくなります。
仕切りを使って一人になる方法も
そんなに広くない場所に住んでいる場合、仕切りを作る方法もあります。
ダンボールで小さな部屋を作ったら一気に楽になったという人もいるそうです。
場所を確保する必要がありますので、パートナーに納得してもらうのが大変かもしれませんが…。
出勤時に好きなことをする
どの方法もパートナーに納得してもらえないのなら、苦肉の策ではありますが出勤中に好きなことをして過ごす方法があります。
出勤中はリラックスして過ごせないですし、時間も限られているので満足できないかもしれませんが、好きなことを思いっきりやると決めてみてください。
もし、通勤中にやるのが難しいのなら、スマホで情報収集をしたり、動画を見てみてください。
それだけでも少しは楽しい気持ちになれると思いますよ。
フォローも忘れずに
ひとりの時間を作ってもらったら、パートナーに対するフォローも忘れないようにしましょう。
感謝の言葉を伝えるだけでなく、パートナーが喜ぶことをやってあげましょう。
そうすることで、またひとりの時間を作ってもらいやすくなる…というように、お互いに良い気持ちで生活できます。
まとめ
ひとりの時間が欲しいという価値観、好きなら一緒にいたいと思うものという価値観。
どちらが間違っているとかではありません。パートナーの主張を正そうとするのではなく、違いを認め合うことが大事です。
譲れない部分と譲れる部分を考えて、パートナーのことを思いやりながら話し合うことで、傷つけ合うことなく話し合えるでしょう。
▼こちらの記事もどうぞ▼