旦那が好きすぎる人というのは、第三者から見れば幸福感に満たされているかもしれません。
でも、実際そういいものではありませんよね。
何事も度が過ぎてしまうと、問題が起こるものですから。
同じく、旦那が好きすぎる私は、今でこそ安定していますが、不安に駆られてしんどい時期もありました。
ここでは旦那を愛するあまり、不安を抱えている人に向けて乗り越え方をお話したいと思います。
旦那が好きすぎるときの不安を軽くする対処法3つ
私は旦那が好きすぎて不安を抱えていた頃、彼の趣味であるゲームに嫉妬し、彼が少しでも素っ気ない態度を取るとしつこく理由を聞き出そうとしました。
あの頃は、とても辛かったです。私ばかり好きで、私だけが不安を抱えていると思っていました。
しかし、旦那が好きすぎる不安は、思いのほか簡単に軽くすることができました。
その対処法を紹介します。
短時間でもいいので一人の時間をつくる
旦那が好きすぎるが故に不安を膨らませていた頃は、一人で行動しようとも思いませんでした。
どこへ行くにも旦那が一緒でないと楽しくないし、一緒でないといけないと決めてかかっていました。
その頑なな気持ちが解けたのは、旦那が美容院へ行ったときです。
旦那が気に入った美容院は、2時間くらいかかります。いつも美容院にまでくっついてきていた私は駐車場で時間を潰していました。
でもある日のこと、旦那が好きなものを買ってきたら?とお金を渡してくれました。大喜びした私は、旦那が髪を切っている間、お店を見て回ることにしました。
それが、一人行動を始めたきっかけです。
元々、旦那と出会う前は一人で出かけることが大好きでした。割とどこでも一人で行ける人だったということを思い出すことができました。
今でも、積極的に一人で出かける気にはなれませんが、旦那を待っている間は一人時間を満喫できるようになりました。
家でも一人時間が増えた
家のなかでも私が張り付いていたので、旦那はきっと息苦しかったと思います。
美容院の件があってからは一人時間の楽しさを思い出し、家のなかでも変化が現れました。
DIYや整理整頓を楽しむようになり、読書、YouTube鑑賞、スマホゲーム、低糖質のお菓子作り、掃除と色んなことを楽しめるようになりました。
私がスマホゲームに夢中になっていると、旦那のことはそっちのけになるので、旦那のほうから構ってくるようにもなりました。
たとえ短時間でも一人時間を満喫できるようになれば、不安とは距離を置くことができると思います。
そして、旦那が好きすぎるという幸福感に満たされて過ごせるようになるでしょう。
趣味を持つ
私の趣味はたくさんありますが、なかでもDIYが大好きです。
市販品を用いてではありますが、これまでに旦那のゲーム棚やカウンターテーブル、洋服の収納棚などを作ったことがあります。
でも、旦那が好きすぎる不安を抱えていた頃は、趣味と呼べるものはひとつもありませんでした。
旦那が好きすぎると趣味=旦那となってしまうので、精神的な自立をするために新たな趣味を持つことをおすすめします。
趣味は上手い下手は関係ありません。ちょっと楽しいな、まぁまぁ面白いかな、くらいの気持ちで十分です。
私の場合、カラーボックスの上に板を乗せるだけのカウンターテーブルなのでDIYと言ってもスキルは全くありません。
それでも、カラーボックスがカビないように裏面を塗装したり、上に乗せる板にこだわったり、自分のキッチンにシンデレラフィットするサイズにしたりと、私なりに手を加えてきたので3年経った今でもお気に入りです。
この程度でもすっごく楽しくて、旦那に対する不安はどこかへ行ってしまいました。
今は100%旦那にエネルギーが向いている状態でしょうが、そこから1%でも他へ目を向けられるようになるときっと世界が違って見えるはずです。
旦那がいない未来も設計しておく
一人時間を過ごしたり、趣味を楽しむことで不安は軽減されていきますが、ひとつどうしても解消できない不安がありました。
それは、旦那に先立たれてしまったらどうしよう…という不安です。夜眠れない日は、旦那の寝顔を見ながら涙ぐむことも多かったです。
旦那が大好きなので新しい人との人生なんて想像できません。そのくせ孤独に生きていく自分はリアルに想像できてしまうので、不安どころか恐怖でした。
人はいつか絶対に死ぬし、看取るか看取られるかは分からないけれどお別れする日も必ずやってきます。
だから私は、旦那がいなくなった後の未来設計を立てることにしました。
設計と言っても超粗削りですが。動物を保護し、安心して暮らしていける場所を提供すること…くらいしか決めていません。
それでも不安は一気に小さくなりました。
旦那に先立たれたとしても、普通にお別れすることになったとしても、保護活動という支えに生きていけそうと今のところは思っています。
まとめ
旦那が好きすぎることで膨らんでいく不安は、「私には旦那しかいない」と思い込んでしまうところにあります。
私の場合、旦那への不安がピークだった頃が100だとすると、一人時間を過ごすようになって70、趣味を楽しむようになって30くらいに減ったのではないかと思います。
そして、旦那がいなくなった後の未来設計を大雑把でも決めておけば、不安を意識することすらなくなりました。
旦那が好きすぎるなんて最高です。それを不安に支配されるなんてもったいない日々を送っていたんだろうと後悔しています。
後悔している分、これからもっともっと旦那を愛していきたいです。
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