僕達は同棲歴約15年のカップルです。
今は一緒に生活するのが日常となってはいますが、個人的には同棲1ヶ月は鬼門なのではないかと思っています。
というのも、同棲を始めて1ヶ月以内に別れたいと思っている人は結構多いからです。
僕自身、別れたいとまでは思っていませんでしたが、そう思う気持ちも痛いほどわかります。
ここでは、僕が当時思ったこと、その時期をどうやって乗り越えたのかについてお話します。
同棲1ヶ月は不安定な時期
僕達カップルは付き合ってから7ヶ月の間、同棲を始める前までほぼ毎日会っていました。その頃は喧嘩っぽいこともたまにしていましたが、ほとんど幸せな時間でした。
一緒に暮らしたらすごく幸せなんだろうな…と思っていて、同棲が決まった時はすごく嬉しかったのを今でも覚えています。
最初の数日間は現実感がないというか、浮足立っているというか、ただただ二人で一緒にいられる幸せを噛み締めていました。
1つ目の壁は家事
同棲開始から数日間はただ二人でのんびり過ごせたのですが、すぐ壁にぶつかりました。最初の壁は家事です。
誰が家事をするのかはもちろんのこと、どんな風にやるのかということでも何度も注意されました。
当時の僕は学生、ツムギ(彼女)は社会人ということもあり、家事は全て僕がやっていました。
こんな感じで、家事に関して色々注意を受けました。
当時の僕はひたすら素直にハイハイ聞いていました。正直、そんなに細かく言われるのが嫌だったのですが、それ以上にもめるのが嫌だったので黙って言うことを聞いているだけでした。
2つ目の壁は自由な時間の減少
実家暮らしの頃は家事をしていなかったこともあり、家にいる時間=自由な時間でした。
ですが、同棲が始まってからは家事をする時間が増えることによって、自由な時間が減ってしまいました。
自由をこよなく愛する僕としては、もう少し自由に過ごしたいと思う気持ちはありました。とはいえ、これに関してはそこまで大きなストレスではありませんでしたが。
3つ目の壁は生活の変化
付き合ってから同棲するまでの期間、ほとんど一緒に過ごしていたので、同棲してもその延長くらいにしか思っていませんでした。
ですが、実際に生活をするとこんなにも違うんだなと思いました。
外で会って過ごすのと生活を共にするのは全然違います。
二人で暮らすためには、今まで作っていた自分の生活がガラッと変えなければなりません。同棲1ヶ月目は、その急激な変化について行けずに別れたいと思うのも当然だと思います。
変化に慣れるまでが大変
ツムギと一緒に生活をするようになって、二人が居心地の良い環境で生活するためのルールを作ったり、譲れないことを話し合ったり…大変でした。
僕達の場合は、どちらもプライベートについては緩かったのでそこまで苦労をした記憶はなかったのですが、それでも色々なことでぶつかってきました。
変化に慣れるまでは、「○○って言ったでしょ?」と言われっぱなしで小さなストレスが溜まっていました。
その小さなストレスが積もりに積もって爆発してしまったことも1回や2回ではありません。
自分にとって習慣になっていないことを約束して、約束を破ったことで怒らせてしまうのが続いた時期には、約束という言葉がトラウマになったこともあります。
ここでは、僕だけの視点でしか書いていないのですが、ツムギはツムギなりに慣れない生活にストレスを感じていたと思います。
思うように行動してくれない僕に対してイライラしているように見えていましたし…。
なので、同棲1ヶ月は変化に対応できないでストレスが溜まっている時期だと思って過ごした方が良いのではないかと思います。
まとめ
同棲を始める前まで、色々会話を交わしてきたとは思います。ですが、生活していくための会話はほとんどしてこなかったのではないでしょうか。
よく知っていると思っていた相手だからこそ、知らない部分が一気に出てきて戸惑うこともあると思います。僕自身そうでしたから。
気が合うと思っていたのに、一緒に生活してみると合わないことの方が多いんだということが分かりました。
そのため、一緒に生活をしていくのも大変だったのですが、現在では今の生活に慣れ過ぎてしまっていて、一人が暮らすことの方が難しそうです。
長年同棲をしてきた思うことは、致命的な考え方の違いがないなら、3ヶ月は様子を見た方が良いのではないかということ。
別れたいと思っている相手でも、歯車がいきなり嚙み合うこともありますから。
「洗濯物はシワを伸ばして!取り込んだらすぐに畳む!朝に干して夕方に回収して!」
「布団は片付けといて!」