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同じことで喧嘩するカップルは別れるリスク大?繰り返す喧嘩に終止符を打つには

同じことで喧嘩するカップル カップルの喧嘩
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同じことで喧嘩するカップルは、できるだけ早く手を打つべきです。

私自身、同じことで喧嘩することが多かった時期があるのですが、あの頃には絶対戻りたくはありません。

喧嘩が多いのは受け入れることができる、もし彼が暴言を吐いたとしても許せる。だけど、今度同じことで喧嘩が起こったら私はきっともう耐えられないでしょう。

同じ喧嘩を繰り返してしまうと、心と体はどんどんエネルギーを消耗していきます。

同じことで喧嘩するカップルがなぜ危険なのか、私の体験を振り返りながらお話したいと思います。

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同じことで喧嘩するカップルの問題点とは

経験上、同じことで喧嘩するカップルはとても大きな問題を抱えていると思います。

私たちの場合、仕事を巡って2つの問題を抱えていました。

男としてプライド

私たちは一緒に仕事をしてそろそろ10年になります。

元々は私が先に外注の仕事を始め、彼は後から仲間に加わった形です。

家で仕事をするにあたり、私は自分が得意な分野を選びました。一生家にいても稼げるように「好き」よりも「得意」を優先しました。

一方彼は、家で働けるという点において魅力を感じて飛び込んできました。

彼にとっては未経験の世界。挑戦したいから…と彼は頑張ってきましたが、得意でもなければ好きでもない仕事です。ましてや会社に属しているわけではないので、私以外のサポートはありません。

彼がやりたいと言っている以上、私は自分が持っている経験やスキルを彼に教えたいと思ったし、元々教えることが好きでした。外で社会人をやっている頃は新人の研修をしたこともあったので、正直教えることには自信がありました。

しかし、結果として私は彼の男としてのプライドを傷つけてしまいました。

私は教えることしか考えていなかったので、彼女である私に注意されて彼がどれほど屈辱的な気持ちになっているかを理解してあげることができませんでした。

それは恐らく今も完全に理解してはいないでしょう。

彼は「お前に怒られてばかりで俺はみじめだ」とか、私の教え方が厳しすぎる、何だったら教え方が悪いと何度も訴えてきました。訴えというか、もはや私を中傷するような内容でした。

その際の私の答えは、次のどちらかでした。

「じゃあ辞めればいい」もしくは「じゃあ教わるのではなく、自分で勉強したら」

そう言うと、彼は余計に怒り、喧嘩の規模は大きくなりましたが、分かっていても私にとっては変わる気配が一切ない本心です。

男のプライドを傷つける女は、馬鹿なのかもしれません。でも私は、ミスを受け入れない彼は甘えているだけではないかと思っていました。

この件に限らず、同じことで喧嘩をするときには男としてのプライドが関係していることが多いです。

できる人間が損をする環境

私は家で働くことに強いこだわりを持っています。だから努力してきたし、これからもスキルを向上させて一生家にいながらお金を稼ぎたいと思っています。

家にいて彼と一緒に働ける環境は最高でした。でも、できる側の人間が損をする環境というのをお互いに作ってしまった感があります。

彼に自分のミスを直すよう指摘すると、「俺だったら何時間かかる分からないから、お前がやったほうが早い」と言われたことがあります。

確かにそうです。私のほうが早いと思います。

そんな甘いことを言う彼に腹が立ち喧嘩になったことも数知れませんが、結局は私が折れる形になりました。

納期が厳しい時期や、彼が何度も直しをさせられて不機嫌になっているときは、私が彼のミスを直すというのを当たり前にやってきました。

こうしたエピソードは一部であり、私のほうができるからという理由で負担が大きくなっていきました。最終的には私が一人で稼いでいた時期も結構あります。

私はWEBデザインが好きで、そっちを本業にするのが目標です。そのためのステップとして、得意なことを仕事にしてきました。

私は彼の「できない」を埋めるために、努力したわけではありません。

できるからといって押し付けられるという状況は、私の気力を少しずつ奪っていきました。また同じことで喧嘩してる…とは分かっていても、感情を爆発させるしかできませんでした。

同じ喧嘩から抜け出すための対処法3つ

コロナ禍の影響もあり、私たちは仕事をする環境が変わりました。それがきっかけで今は同じことで喧嘩をするというのはなくなりました。

もし、状況が変わらなければ私も彼も心を病んでいたかもしれません。別れ話だって何度出たか分かりません。

長年のストレスから解放された今、客観的にあの頃を振り返ることができるようになりました。

同じことで喧嘩するカップルは、心と体のバランスを崩し、別れるリスクを高めると思います。

今、彼と色々と話をしていくなかで、こうしておけばお互いにとってよい環境だったのでは…という対処法をいくつか見つけたので紹介します。

価値観が合わないのなら環境を変える

私と彼は、仕事に対する価値観がまったく合いません。どちらが正しいとか、悪いとかではなく合わないのです。

上のエピソードは私目線で話しているので、彼が悪者に見えるかもしれませんが、彼は彼の言い分があるので半分は聞き流してください。

価値観が絶対的に合わないなかで、私は自分の価値観に彼を無理やりはめこもうとしていました。

でも今なら、価値観が合わないのなら環境を変えればいいんだと思えます。さっさと教える・教えられる関係を解消してしまえば良かったのだ…と。

当時は2人ともあの環境で仕事をすることに執着していました。

同じことで喧嘩をしているときは、交わることがない価値観がぶつかっているとき。ならばいちいち衝突せずに、共存を目指して環境を再構築していけばいいと思います。

ミスを認める勇気を持つ

今までAだと主張してきたのが間違っていると気づいたとき、素直に間違っていたと認めるのは簡単ではありません。

特に彼のようにプライドが高い人には大変な勇気が必要でしょう。

同じことで喧嘩をしてきた原因のひとつは、彼が自分のミスを受け入れる心の準備ができていなかったことが挙げられます。

彼は、ミスをした自分に腹が立ち、それを私に怒りとして表現してくる…というのを繰り返してきました。

ミスを認めることができるようになった今は「お前のほうが正しいと気づいてしまったけど、気付かないフリをしてこのまま暴れたいような気もする」と言われて、笑ってしまいました。

こんな風に自分の心を観察するようになった彼を見ていると、本当によく頑張ってくれたなと感謝の気持ちでいっぱいになります。

彼は気持ちの整理が苦手な人なので、そのせいでミスを認めるのが苦手だったのだと思います。

ミスを認めなければ、同じことで喧嘩するという沼からは抜け出せません。

かつての彼のようにミスを認めたら負けと思っている人がいるなら、そんなことはないよと言ってあげたいです。

「ごめんね」と素直に謝るようになった彼は、潔くてカッコイイですよ。

問題をすり替えない

同じことで喧嘩をするのは、解決まで話し合っていないということですよね。

私たちは同じ喧嘩をしていた頃、もはや目指すのは解決ではなく、どっちが悪いか思い知らせてやろうとしか思っていませんでした。

相手を窮地に追い込もうと、お互いに本筋とは違うネタを持ち出しては問題をすり替えていました。

喧嘩をしているとつい感情的になってしまいますが、それでも何とか踏ん張って、話をすり替えないように努力をすることは大切です。

問題をすり替えていると、いつまで経っても本当の問題にたどり着きません。

まとめ

同じことで喧嘩するカップルはすでに問題がこじれている状況でしょう。

簡単には解決しないかもしれませんが、2人にとって何が幸せかを改めて考えてみてください。

環境を変える、間違いを認める、問題をすり替えない…この3つを心がけるだけでも、いい変化が訪れると思います。

 

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