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同棲カップルは一人の時間をどうやって確保しているの?

同棲 一人の時間 体験談
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”一人の時間とは「干渉されない」という意味ではなく「本当に一人の状態」を指す”

私が彼に教えてもらったことのひとつです。付き合って14年目に理解したことなんですが。

同棲してから、一人の時間についてじっくり話し合う機会はありませんでした。なぜなら、お互いフリーランスで家にいながらも、私が定期的に家を空ける機会があったからです。

多い時で週に2~3日は、ほぼ一日単位での用事がありました。彼はお留守番なので、この間に一人の時間を満喫していたようです。

ですが、ここ1年半くらいは、私が一人で外出する日がめっきり減り、彼と一人時間について話し合う必要性が出てきました。

今回は、その時のことを体験談としてまとめてみたいと思います。

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完全一人で過ごす時間が欲しいと言われた時はショックだった

彼に「本当にたまにでいいし、数時間でいいから、一人だけで過ごす時間が欲しい」と言われた時は、ただただショックだったことを覚えています。

彼がものすごく申し訳なさそうに、控え目に言ってくるので、それがより切実さを強調しているようにも感じて、グサッときましたね。

というのも私、彼の趣味には理解があるほうだというのが何気に自慢だったんです。彼から何度も感謝されたこともあって、”自称”理解者だという自信もありました。

彼はゲームが趣味で、プレイするのはもちろん、コレクションとして数百個のゲームソフトを所有しています。

うちは狭い賃貸アパートなので、工夫しないとソフトを収納する場所を確保できません。DIYが趣味の私は、寝室とキッチンをつなぐドアを撤去し、そこに棚をはめこみ、十数センチの隙間だって有効活用して、たっぷり収納できるソフトのコレクション棚を作りました。

大きいテレビでゲームをやりたいという彼の要望に応え、40型のテレビに買い替えたりもしました。首を痛めやすい彼のために、微調整ができて体全体を支えてくれるちょっといい座椅子も買いました。

ゲームのプレイ中だって、極力彼の邪魔をしないようにしてきたつもりです。

こうして文章にすると、恩着せがましいような感じがしてきましたが、普段はやってあげた感を出しているわけではありませんよ!喜んでもらえてよかったよかったと思うくらいで!

本当に、普段は僕のためにやっているという感じは一切出さず、それが良いと自分(彼女)が思ったからやっているという感じです。こうして改めてみると、色々やってもらっているんだなぁと思いました(彼氏談)

一人時間を尊重していると思っていたからこそ、ショックでした。

「一人の時間」の定義が違っていることに、付き合って14年目で気付いた

ショックを受けたと言っていますが、私だって一人の時間は必要です。

私は悩み事があると、どこまでもどこまでもどこまでも考えないと気が済まない性格です。紙に思っていることを書いたり、音楽を聴いて自分の感情や本音と向き合ったり、関連する本を読んだり。そういう時間に彼が隣にいるとドップリ浸れないので困ります。

だから私は、とことん考えたいと思ったら、彼の就寝後を狙って一人時間に充ててきました。時には朝までかかったこともありましたが、在宅の仕事なので支障はありません。

こうして好きなことをして過ごすのが、一人時間だと思っていたのです。

ですが、彼は違いました。

彼にとっての一人時間は、「誰もいない家で、好きなことをして過ごすこと」だったんです。

それを聞いて「まるで私が邪魔しているみたいだね。好きに過ごしていたくせに!」と怒る私と、説明が伝わっていなくて焦る彼。

「何?じゃあ同棲自体がストレスでしたって話なの?」と話が盛大に飛躍していく私と、私の被害妄想にイライラし始める彼。

…と、険悪な雰囲気になりました。ケンカになるかならないかのスレスレのトーンでしばらく話していましたが、次第に彼と私とではただ単に一人時間の定義が違うだけなんだなということが分かってきました。

違っているだけなら、理解してあげたい。私がそう考え直したところで、お互い気持ちが落ち着いてきました。

外出する用事を作るべきかとドキマギする私←今ここ

彼の要望は「完全一人の時間が欲しい」でしたが、「用事がないなら出て行って欲しくはない。お前が気になって一人時間を満喫できない」とも言ってきました。

私からすると、そんなのどうやって!?という話ですが、確かに私も用事がなく外に出るのは面倒っちゃあ面倒。

今のところ、用もないのに外出するという手段は取っていませんが、私の外出には用事を済ませる以外にも大切な役割があるんだなぁと思いながら、出掛けるようにはなりました。

ただ…最近は一人で外出していなんですよね。彼と一緒に出掛ける機会が多かったのと、車が2週間ほど使えなくて遠出できなかったことが重なり、1カ月くらいは出ていないかもしれません。この記事を書いていたらそのことに気付いて、ちょっと動揺しています。

うーん…ネットカフェにでも行ってくるか?

まとめ:「間違い」ではなく「違い」

何の本だったか忘れてしまいましたが、「間違っていると言うからケンカになるんだ。本当はただ違っているだけじゃないの?」みたいなことが書かれていました。確かに!と思ったので、彼に間違いを指摘する時は、違っているだけではないかと自分に問いかけるようにしています。

今回も横道にそれてしまったものの、最終的には私と彼の考え方が違っているだけかぁと気付きました。

もっと早く気付ければ良かったのですが、そこは修行中ということで…。次に活かしたいと思います!

 

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