彼氏と喧嘩が多い時期というのは、誰に訪れてもおかしくありません。私たちの世界は恋愛だけではありませんから、色んな刺激や出来事が起こる中で、彼氏と波長が合わなくなってしまうことはよくあります。
ですが、仕方ないと諦めて思うまま感情的になってしまったら、2人の間に溝ができてしまいます。
こんな悩みを抱えている時に大切にして欲しいことは「疲労回復に努めること」です。
経験上、彼氏と喧嘩が多い時期は、疲れを取ることだけに集中したほうが早く抜け出すことができます。
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彼氏と喧嘩が多いことと、疲れはどんな関係がある?
私の場合、彼氏と喧嘩が多い時期は高確率で心が疲れていました。
その疲れというのは、彼に対する不満を抱えていたことが原因だったこともあれば、全く関係ないことだったりもしました。たとえば、仕事や家族や、将来の漠然とした不安といったことですね。
彼氏と喧嘩が多い原因は自分にあるなぁと反省し、心を入れ替えようと努めるものの、結局また小さなことにイライラするという繰り返し…。
何度でも不安定な感情が溢れてきて、自分でもコントロールできません。
大切なことは鈍感になり、どうでもいいことは敏感になる
心が疲れている時って、ハンドルを右に切っても左に曲がってしまうような感覚があります。「こうしたい」という目的があるのに、真逆に突っ走ってしまう感じ…。平和に過ごしたいと願いつつも、喧嘩になりそうなネタを必死に探している自分がいるのです。
彼氏もそんな私を見て、ピリピリ・イライラしたことでしょう。
そんなチグハグな自分に嫌気がさし、彼が眠ってから一人で気持ちの整理をしたものです。
大切なことをどうでもいいと思ってしまう
彼氏のイツキは洗い物をしてくれたり、洗濯ものを干してくれたり、トイレ掃除をしてくれたりと、好きではないと言いつつも毎日キチッとこなしてくれます。
こうしたひとつひとつの家事に対して、「ありがとう」と言うのが私の日課なのですが、心が疲れていると日課を忘れてしまいます。
数日経って「あれ?最近お礼言ったっけ?」となり、この時に心の調子が悪いなぁと気づくことも多いです。
いつもなら、天気予報アプリを見ながら「〇時までに干せば乾くかなぁ」とブツブツ言っている彼を愛おしいと思っているのに…。やってもらったことさえ気づかないのは、私にとっては大異変です。
どうでもいいことは敏感になる
どうでもいいこととは、普段はそれほど気にしていないことです。
たとえば、彼の睡眠時間は一日7時間くらいが平均なのですが、それよりも1時間多く眠っていたら「ちょっとたるんでるんじゃないの?ちゃんと働いてもらわないと」的なお小言を言ってしまう感じ。
1時間で「ちゃんと働く」の定義が大きく変わるなんて、そんなこと思っていません。時間管理なんてそもそも全くできていないのが、私たちの日常ですし。
こうした普段言わないようなお小言を唱えてしまう時は、できるだけ早く気づいて正しく対処していかないと、喧嘩はどんどん増えていってしまいます。
喧嘩の原因が「自分」にある時は、速やかに解決したい
彼氏と喧嘩が多い原因のひとつとして「違い」の大きさがあると思います。金銭感覚や仕事の進め方、家事の順番や重要度、趣味など、これらは少し違っているだけではさほど問題にはなりません。だけど、大きく違ってしまうと喧嘩が起こりやすくなります。
私たちはこの相性の部分で喧嘩することも多いですが、違いから起こる喧嘩は仕方ないと思っています。
向き合わずに逃げてしまうよりは、衝突しながらもお互いに納得できるラインを探したほうがずっといいですから。
ですが、私の精神状態が原因で起こる喧嘩は、する意味がそもそもありません。彼に迷惑かけるだけ。自分の中で抱えきれない問題があるのなら、お小言や感情の爆発ではなく、「助けて欲しい」とお願いするのが筋です。
自分の問題なのに、彼氏に八つ当たりしてしまったら…、そのことに気付けず彼を苦しめ続けたら、いずれ喧嘩では済まなくなってしまいます。
長く一緒にいると、支えてあげる・支えてもらうが自然にできるようになりますが、それは最低限のマナーを守ってこそだと思います。最低限のマナーというのは、今回でいえばこういうことだと思います↓
彼氏とは何でも話せる仲ですし、とても深い関係を築けていると思います。ですが、どんなに近い存在であっても、私が抱える問題は私のものであって、彼に丸投げしてはいけないと言い聞かせるようにしています。
そうでないと、彼が潰れてしまいますから。
心の疲れにはこれが効いたよ!4選
私は割とストレスを抱えやすいというか、わざわざストレスになりそうなネタを探してしまうというか…。そういうめんどくさい部分があって、こまめにケアしないとすぐに邪気を放ってしまいます。
その1 昔、霊感が強い上司に「邪悪なオーラを放ってる」と言われ、怖がられました…。私は溜め込むとすごいらしいです。
その2 彼氏のイツキからは、落ち込んでいる時は顔に線が見えると言われたこともありました。「線」というのは、ちびまる子ちゃんの野口さんによく入っているあの線です。
そこで、私が心の疲れを取る時に心がけていることを紹介します。大したことではありませんが、だからこそ簡単にできるのでおすすめです。彼氏と喧嘩が多い時期にぜひお試ししてください。
1⃣泣く
まずは泣きやすい環境作りをしていきましょう。一人きりになって(私の場合は彼が眠った後にやっていました)、部屋を暗くしてイヤホンをつけます。これで一人の世界が作れました。
私は心が疲れている時、これだけで涙が出てきます。彼との思い出などがぶわーっと蘇ってくるので。あとは、映画や漫画、お気に入りのブログなど、泣けそうな雰囲気があるものを片っ端から鑑賞していくのもおすすめです。
涙が出てきたら、その涙と一緒にストレスや不満や不安が流れていくことをイメージするのもポイントです。
2⃣食べる
好物でもいいし、普段食べないようなちょっとお高いお店に行くのもいいし、普段は控えているジャンキーなものでもいいし。気分で食べるものを選ぶと、体にはちょっと悪いかもしれませんが、心は癒されます。一口一口噛み締めるように食べて、美味しいなぁと思えたら、きっともうすぐ元気になれますよ。
最近は根昆布が美味しすぎてたまりません。ファストフードを食べた時のような罪悪感がないのをいいことに、頻繁に食べてます。
3⃣眠る
眠るといっても、ただベッドに入るだけでは心の疲れまでには届きません。やっぱりここでもちょっとした特別感は必要です。
私の場合、枕にラベンダーのミストをかけて(ハウスオブローゼのファブリックウォーター、おすすめです!)、着心地のいいパジャマを着て(ガーゼ素材がお気に入りです)、ヒーリングミュージックを聴いて(Amazon musicに色々あります)…と、ここまで準備できれば質のいい睡眠がとれます。
できれば、仕事をキリのいいところまで終わらせたり、掃除や洗濯などやるべきことを済ませておきましょう。より気持ちよく眠りにつけますよ。
4⃣笑う
心が疲れている時は簡単には笑えません。だから、誰かに笑わせてもらってください。一緒にいると元気になれるような友達でもいいですし、お笑い番組を観てもいいし。
私はお手軽にYouTubeを楽しんでます。探せばいくらでも笑える動画が出てきますから。
彼氏と喧嘩が多くて疲れた…という人によくある悩み
疲れた時は何をしたら良い?
A 思いっきり好きなことをする
私がやっているのは泣く・食べる・眠る・笑うです。
ずっと欲しかった物を思い切って買ってみる、自分の趣味に没頭するというように、自分なりにスッキリする方法を探してみてください。
疲れたと言っても、ぐったりしている時もあればムシャクシャしている時もあるので、気持ちに合わせてやること変えてみましょう。
何もしたくない時は、時間が許す限りひたすら眠るというのもありです。
もう別れた方が良いのかな…
A 別れるのはよく考えてから決めよう
喧嘩が続くと、「もう別れた方が良いのかな…」と悲しい気持ちになってしまうことがあります。
ただ、別れるかどうかはよく考えてから決めた方が良いです。
長く付き合っていると何か歯車が合わないというか、ちょっとしたことで喧嘩に発展する時期ってあります。もしかしたら、今はたまたまその時期になっているだけかもしれません。
この機会に、一度距離を置いて客観的に自分たちの関係を見つめ直すのも良いんじゃないかと思います。
喧嘩を減らすにはどうしたらいい?
A 減らすよりは質を上げる
私は、減らすより喧嘩の質を上げた方が良いと思います。
喧嘩の質を上げるというのは、怒りに任せた発言を控える、なるべく相手の話に耳を傾ける、声のトーンを抑えるなど、感情的になるのを抑え、話し合いをする方法です。
喧嘩の時間が短くなり、お互いが歩み寄るような感じで話ができれば、例えギスギスしながら会話をしていたとしても、喧嘩によるダメージを抑えられます。
悪いのは相手だよね?
A 喧嘩は二人でするもの
正直納得いかないと思いますが、喧嘩になった以上自分にも非があると思った方が良いです。
なぜなら、相手が悪いと思っていると喧嘩が終わらないからです。
相手からしてみると、あなたの方が悪いと思っています。その価値観のぶつかり合いが喧嘩なのですから。
自分に非があるとしたらどこだろうと考えることで、相手の気持ちに近づけてます。それに、こうやって考えることで不思議と自分の気持ちも落ち着いてきます。
喧嘩中は自分に非があるかもと考えるのは難しいので、慣れない内は喧嘩が終わって冷静になった時に考えるようにして見てください。
つい言い返してしまう…
A 相手が何を言いたいのか考えてみる
言い返してしまう時というのは、自分が何かを伝えたい時です。相手が言ったことに対して何かしら不満や怒りを感じているはず。
思わず口に出てしまうというのは、それほど伝えたい何かがあります。
ただ、言い合いの最中に言い返しても相手には響いていないことが多いです。自分の話を聞いてもらうためには、まず相手の話に耳を傾ける必要があります。
強く伝えたいことがある時に相手の話に耳を傾けるのは簡単なことではありません。
そんな時に意識して欲しいのは、相手が本当の意味で何を言いたいのか考えることです。
人は本当に伝えたいことと逆のことを言ってしまったり、少し違う言い方をしてしまうことがあります。特に、男性は言葉にするのが苦手だったり、自分の本当の気持ちに気が付いていない人が多いです。
口ではこんな風に言っているけど、本当はこうなのかな、と考えることで自分の気持ちが落ち着くことがあります。
私の彼は本心と裏腹なことを言ったり、自分の本心に気付いていないことが多々あります。私がそれを考えてあげようと思うと、冷静に話ができるのです。
時にはイラっとして抑えられなくなることもありますが、上手くいくとお互いスッキリした感じで喧嘩が終わります。
まとめ:心が疲れている時は、大切なことを見失っている時
彼氏と喧嘩が多い時期は、高確率で日常を当たり前に感じ、ずさんな扱いをしています。
だから基本的なことに目を向けて欲しいのです。
まずは泣いて心のデトックスをして、スッキリしたらお腹を満たす。満腹になったら質のいい睡眠を取り、ちょっと回復してきたら笑えるネタを探してみる。
そうして気力が戻ってきたら、日常をひとつひとつ大切に扱ってみてください。たとえば、いつもは急ぐことだけに集中して作っていた料理に時間をかけてみるとかはどうでしょうか。不要な物を処分したり、丁寧に掃除をしたりもおすすめです。
心の疲れは溜まりに溜まってしまうと、病気になってしまうかもしれません。そうなると医療の力を借りなくてはいけませんが、こまめなケアなら基本に戻るだけで簡単にできます。
彼氏と喧嘩が多いと、つい彼氏の悪い部分ばかり見てしまいますが、自分自身を見つめるタイミングかもしれません。
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