恋人は誰よりも近い存在です。
自分という人間を知ってもらいたい、相手のことをもっと知りたいと思うでしょう。
しかし、近い存在だからこそ衝突することもあります。喧嘩の原因はさまざまですが、気まずさや、仲直りのタイミングをさりげなくうかがう感じは何度経験してもモヤモヤするものです。
付き合い始めだと、いつはじめての喧嘩が起こるのか気になります。
怒ると相手はどうなるのか、感情的になってボロを出した自分を受け入れてもらえるのか、仲直りはできるのか…はじめての喧嘩は心配事が多いです。
ここでは、カップルの喧嘩はいつから起こるのか、そして大喧嘩に発展しないための心構えについて、自分たちの体験談を元にお話します。
カップルの喧嘩はいつから起こる?
カップルの喧嘩は、付き合い始めのまだまだラブラブな段階でも起こると思います。
浮かれているからこそ、感情的になりやすいです。
私たちの場合、付き合い始めて割とすぐにはじめての喧嘩を経験しました。多分1カ月以内です。
彼氏と一緒にショッピングモールを歩いていたとき、とくに買うものはないけどウィンドウショッピングを楽しんでいました。
彼氏と一緒にショッピング…というのは、当時の私にとってすごく新鮮なものでした。これまで付き合った男性とは、ショッピングデートをしたことがなかったからです。
しかし彼は目的もなくブラブラお店を歩くのは好きではなかったので「俺、こうやって店歩くの苦手なんだよね」と言ってきました。
楽しかったのは自分だけだったことに気づいた私は、はじめての経験を彼によってつまらないものに変えられたと感じ、へそを曲げてしまいました。
そのときは、彼が大人になってくれて終始私のご機嫌取りをしてくれたので、喧嘩というか気まずいくらいで済みました。
カップルの喧嘩は浮かれているときに起こる
付き合い始めかどうかに限らず、カップルの喧嘩は浮かれているときに起こりやすいです。
楽しい!幸せ!と感情が高ぶっていると、ちょっと方向がズレると怒りのスイッチが入りやすいからです。
この記事を書いている今も、まさに浮かれていたことによる感情の高ぶりで喧嘩になってしまいました。
私は鍋が大好きです。ウキウキしながら出来上がりを待っていると彼がしきりに鍋の単価は高いと言ってくるのです。最近は鍋ばっかりだとも。ちなみに彼も鍋は好きです。
半額の豚肉を入れているのに「これのせいで単価が上がっているのか」とか、「お前は鍋の単価が低いと思っているの?」とか、色々言ってくるのでウキウキが一転してイライラに変わってしまいました。
お腹はグーグー鳴っているのに「じゃあもう食べないし、二度と作らないよ(怒)!」とキッチンから退散してきたところです。
自分はここ数ヶ月で趣味系の散財をしているくせに(チッ)…と、内心言い返してやりたい思っていましたが、くだらないのでやめました。でも、地味にしつこかったのでここに残しておきます。
話を戻しますが、浮かれているときは色んな問題が起こりやすいです。
勘違いをしやすいですし、気持ちの押し付けに当たるようなことを無意識にしてしまうこともあります。
自分の思い通りにいかないと、いつもよりイライラしやすくなってしまいます。
付き合い始めのカップルは、何かと浮かれる時期ですよね。浮かれるのはいいですが、変な方向にスイッチが入らないように気を付けましょう。
小さい喧嘩なら「ごめんね」で済みますが、これからお互いを知っていく段階で大喧嘩に発展しまったら、最悪別れに繋がってしまいます。
大喧嘩に発展しないための心構え
ついさっき浮かれた末にイライラスイッチが入ってしまった私ですが、この喧嘩は大喧嘩にはならないと分かっています。
数十分か長くても数時間後には仲直りして、一緒に鍋をつついているでしょう。
さすがに16年も付き合っていると、大喧嘩に発展しない心構えをいくつか知っています。
こんなくだらない喧嘩でエネルギーを消耗してなるものかという意地もありますが。
私が心がけていることは3つあります。
くだらない喧嘩ほど口数は少なく
くだらないことが原因の喧嘩って序盤で分かるものです。
以前はくだらないことで喧嘩をしたとき、くだらないことにグチグチ言いやがって!的な感じで腹を立てていました。こうまってしまうと、高確率で大喧嘩になってエネルギーの無駄遣いをしてしまいます。
なので今は、くだらないときほど溢れてくる口数の多さを抑えようと心がけています。
口数が増えるほどに要らないことを言ってしまうものですから…(自分は趣味に散々しているくせに…とか)。
その場を離れる
きちんと話し合うべき重要なテーマでは、喧嘩中に席を立つのはやめるべきです。ずっと付き合っていきたいなら、問題から逃げてはいけません。
でもくだらない喧嘩だったら、速やかにその場を離れることをおすすめします。
その場にとどまっていると、要らないことを口走ってしまうからです。
その場に残されたほうは、話の途中で離脱されたと腹を立てるかもしれませんが、それでも要らないことを口走るよりはずっとマシだと思います。
イライラが膨らまないように集中できるものを見つける
口数を減らし、喧嘩の場を離れたとしても、イライラは消えたわけではないでしょう。
イライラは妄想のなかだとどんどん育ってしまうので、忘れるのが一番です。(くだらない喧嘩限定)
今回私はこうして記事を書くことに集中してイライラを消化しました。もうどうでもよくなってきました。
あとはちょっと時間の無駄にはなりますが、ふて寝も楽にイライラを忘れられるので好きです。
もしくはスマホでパズルゲームをひたすらやっているときもあります。
イライラはおさまったものの、もうしばらく彼とは話したくないので、これからパズルゲームをしてこようと思います。
まとめ
カップルの喧嘩はいつから起こるのか…と心配している人は、喧嘩によって関係性が変わってしまうことが怖いのではないでしょうか。
カップルは、一緒にいる年月やライフステージやその時その時の出来事によって関係性が変わっていくものです。
喧嘩で関係性は変わっていくかもしれませんが、怖がることはありません。変化を楽しもうと思える日がきっとやってくるので、安心して受け入れてくださいね。
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