僕と彼女のツムギは、一人の時間に関する価値観が違います。
厳密に言うと、最初はツムギと同じ価値観を持っていて、好きな人と一緒にいられるのは、これ以上の幸せがないと考えていました。
ですが、元々の性格によって、いつの間にか一人の時間を欲するようになりました。
今でこそ僕は一人の時間が好きな人だと共通の認識ですが、現在の形になるまでは大変だったことを今でも覚えています。
ここでは、当時の僕が彼女に対して分かってもらいたい!と思っていたことについてお話します。
彼氏に「一人の時間が欲しい」と言われた人、彼氏は一人の時間が好きかもしれない…という人はぜひ参考にしてください。
一人の時間が好きな人の心理を分かってもらいたい
なぜ一人の時間が好きなのかについて、自分で説明するのは難しいですし、言ったら言ったで角が立ちつと思ってしまうものです。
なので、一人の時間が好きな人の心理を分かってもらいたいと思いました。
僕の場合は、こんな感じです。
要するに、心からリラックスして過ごしたいというのが本心です。
同棲していると、大なり小なりルールがあり、やってはいけないこと、自然とやらなくなったことがたくさんあります。
例えば、僕達の場合はゲームをする時はイヤホンを付ける、ベッドの上ではゲームしてはいけない、窓を開けるのは涼しい時だけなど。
そんなルールを全て忘れて、自由に過ごせるというのはすごく開放感があって、心からリラックスして楽しめるのです。
一人の時間が好きな人の特徴
「もしかして、私の彼氏は一人の時間が好きな人かも…」と思っているのでしたら、以下の特徴に当てはまっていないかをチェックしてみてください。
当てはまっている項目が多いほど、一人の時間が好きである可能性が高いです。
恋愛感情とは別の気持ちだということを分かってもらいたい
僕は、ツムギと付き合い始めて16年経っていますし、同棲を始めて15年近く経ちます。そのことから、恋愛感情とは違うということを分かってもらいたいと思いました。
一人が好きというのと、恋愛感情はよく混同して考えられがちです。
好きな人とは一緒にいたいと思う人が多いのか、それが浸透しすぎているせいで、一人の時間が好きと言うと、恋愛感情がないと思われてしまいます。
ツムギも「私とは別れたいってこと?」と言っていました。
改めて考えて欲しいです。人には色々な価値観があるということを。
一人の時間が好きだからといって、恋人と一緒に過ごしたくないという訳ではありません。一人の時間が好き。だけど、恋人のことも好きというのは共存できるのです。
言われた方は、少なからずショックを受けるはずなので、そうやって勘違いする気持ちはわかります。ですが、恋愛感情とくっつけて考えてしまうとややこしくなってしまいます。
理解するのは難しいかもしれませんが、恋愛感情とは別だということをちゃんと分かるようにして欲しいです。
一人が好き=二人が苦手…ではないことを分かってもらいたい
これに関しても上で言っていることと同じなのですが、一人の時間が好き=二人でいるのが苦手という方程式は間違えています。
もし、二人でいるのが苦手だと思っているのでしたら、二人で一緒にいるためのルールを守ってまで一緒にいたいとは思いませんから。
本当に一人でいる方がいいなら、さっさと別れて一人になったほうが楽です。
ですから、一人でいるのが好きだと打ち明けられたとしても、「私って邪魔な存在なのかな」なんて思わないでください。
一人は好きだけど結婚もしたいということを分かってもらいたい
一人が好きなら、一緒に暮らしていくのが結婚はどうなの?そんな疑問を抱く人もいるでしょう。
一人が好きな人自身もよく悩んでいることであり、僕自身も悩んだことなので、その気持ちはよく分かります。
ですが、一人の時間が好きな人でも、好きな人ができたら付き合いたいと思うものですし、結婚したいとも思うのです。
結婚しても一人の時間がもてないという訳ではありません。
僕達のように四六時中一緒に生活していても、一人の時間を持てる時間があるくらいですから、共働きをしている夫婦なら簡単に時間を作れるでしょう。
もし、時間的に難しいとしても部屋を分けたり、相手が寝ている時間を利用したりと、色々な工夫ができます。
一人の時間が好きな人も結婚できるのです。
うまく説明できないもどかしさを分かってもらいたい
一人の時間が欲しい、一人の時間が好きということを恋人に説明するのは難しいです。
自分自身でもよく分かっていないこともありますし、ある程度自分で理解できたとしても、相手にわかるように説明できるかというと不安を感じてしまうものです。
恋人に対して説明するとなると、傷つけてしまうかも…と思うものですから。というか、高い確率で傷つけてしまうでしょう。
実際、ツムギは「私といるのが嫌ってこと?」というように、とても傷ついていました。
一緒にいるのが嫌ではない…けど、一人でいる時間も欲しいという、矛盾のような考え方を人に説明するのは難しいです。
ですから、相手がひとり時間のことを伝えてきた時は、不安にならずに、何を言おうとしているのか、言葉の意味をよく考えながら耳を傾けてください。
趣味に没頭したいという気持を分かってもらいたい
趣味に没頭したいから一人の時間が欲しい。このことに関しては、人によって違いますが、僕は趣味に没頭したいというのが大きな理由です。
仮にツムギが何もしゃべらず、物音を立てないようにしてくれていたとしても、そこにいるというだけで完全に没頭することはできません。
そろそろやり過ぎだと思われているかな、そろそろ二人の時間を作らないといけないかなと考えると、それだけでソワソワして落ち着かなくなってしまいます。
趣味をしている時は、できるだけ放っておいてもらいたいですし、家の中に自分以外の人がいない方が没頭できます。
こうやって言ってしまうと、まるで邪魔者みたいに聞こえるかもしれません。
ですが、ジャマかどうかではなく、僕が趣味の世界に入り込みたいだけです。
ハッキリ言って、その違いはないかのように思うかもしれませんが、僕が伝えたいことは、趣味に没頭させて欲しいということだけです。
それ以上でもそれ以下でもありません。
まとめ
一人の時間が好きといっても、どのくらいの時間一人になりたいのか、相手がしゃべらなければ一人時間だと感じるのか、家に一人になりたいのかなど、人によっても違います。
あなたのパートナーがどんな価値観なのか、できるだけ具体的に知るための努力をしてください。
▼関連記事▼