付き合って1年も喧嘩しないカップルは、私たちからすると羨ましいの一言です。
喧嘩は心身ともにエネルギーを消耗し、お互いを傷つけ合います。それをせずに分かり合える術を持っているなら素晴らしいことだと思います。
しかし、喧嘩はしないものの、分かり合えているかと言えばYESとは言えないという場合は注意してください。
喧嘩をしなくてもいい関係と、喧嘩ができない関係は全く違います。
喧嘩ができない関係は、溝ができても埋めることができません。最悪別れに繋がることもあります。
ここでは付き合って1年の喧嘩しないカップルの不安を解消するためのコツを紹介します。
喧嘩に代わる気持ちを伝え合う手段を見つける
喧嘩ばかりのカップルがいきなり穏やかな話し合いはできないように、喧嘩しないカップルが突然言い争うことはできません。
喧嘩しないカップルが喧嘩をしようと頑張らなくていいです。
それよりも、喧嘩に代わる気持ちを伝える術を見つけることをおすすめします。
そもそも喧嘩とは、気持ちを伝え合う手段の1つです。感情的になれば手っ取り早く気持ちのやり取りはできるかもしれませんが、傷も負ってしまうのでメリットばかりではないのです。
気持ちを伝え合う方法は、世の中にたくさんありますが、交互に話をすることから始めてください。
喧嘩をしないカップルは言いたいことが言えていない可能性があります。だからまずはあなたが勇気を出して自分の気持ちを伝えます。
伝えるときはなるべく簡潔にまとめたほうがいいです。そして話し終わったら、相手に対して「あなたはどう思う？」と話を聞くよという姿勢を見せます。
仲のよいカップルは、譲ったり譲られたりという関係を築いています。
自分の気持ちを伝え、相手の気持ちを聞くということを繰り返していくと、お互いにとって納得できる道が必ず見つかります。
自分の欠点をたくさん見せる
付き合って1年も喧嘩しないカップルというのは、お互いに良い面ばかり見せ合っている可能性があります。
片づけが苦手とか、浪費癖があるとか、人間には必ず欠点があります。虫の居所が悪い日もあれば、ストレスが溜まって疲れている日もあるでしょう。
長く恋人関係を築いていきたいなら、自分の欠点を見せることを恐れないでください。
手始めに過去の黒歴史から披露してみてはどうでしょうか。
あなたが完ぺきではない姿を見せると、相手もホッとしてダメダメな自分を見せやすくなるでしょう。
対等な関係を目指す
付き合って1年も経てば、2人がどんな関係を築いているかがはっきりしていると思います。
もし、上下関係があるカップルなら要注意です。
上下関係があるせいで喧嘩ができない、気持ちの伝え合いができない可能性が高いからです。
恋人間は対等でなければ、長続きしません。
私たちカップルも一時期、上限関係がありました。彼が支配しようと私に詰め寄ってくる感じで、私は抵抗しながらも結局は従う側に回っていました。
支配されている側の人間が関係性を変えるのはとても難しいと思います。
なぜなら、支配される側の人間がそれをやめようとすると、より強く支配されるからです。
私も彼も辛い思いをして乗り越えてきました。
上限関係は支配する側が非難されがちですが、それは違うと思います。
支配する側には誰でもなれます。そもそも彼は支配とは無縁の人でしたし。
改めて振り返ってみると、私が支配される側に回ったことで、彼が支配する側に立ったのだと思います。
上下関係ができてしまったのは2人の責任です。どちらか一方のせいではないのです。
私の場合、上下関係を解消するにあたって、彼に自覚してもらうことから始めました。
私とあなたは人生を一緒に歩んではいるけど、考えることは違うし、感情も違うということを説明してきました。
支配する側になると、自分がＡだと思うと、相手もＡを選ばないと腹を立てます。
あなたはＡを選んでもいいけど、私はＢを選ぶ！と訴え続けることが大切です。
大変な道のりになるかもしれませんが、乗り越えることができれば本当に楽です。彼も意味不明の怒りがなくなり穏やかさを取り戻しました。
まとめ
付き合って1年も喧嘩しないカップルがおかしいかと言えば、そんなことはありません。
問題なのは、付き合っても1年も喧嘩ができないカップルです。
喧嘩ができないカップルは、気持ちを伝え合うことができません。それはつまり別れのリスクが常に高いということです。
性別、価値観が違う相手と深い関係を築くには時に我慢も必要です。しかしそれは、納得したうえでの我慢でなくてはいけません。
やみくもな我慢は、さらなる我慢しか訪れません。
我慢ばかりしているな、ストレスが溜まっているなと感じているなら、勇気を出して新たな関係を築いていきましょう。
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