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「喧嘩ばかりはもうイヤ!」仲の悪い夫婦が1ヶ月以上穏やかに過ごす方法

カップルの喧嘩
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喧嘩ばかりの夫婦を羨ましいと思う人はまずいませんよね。同じ家に暮らしていてガミガミ言い合うなんて、想像しただけで疲れます。

結婚を考えている人はいるけど、現時点で色々合わないんだよなぁ…、結婚したら喧嘩が増えそうだなぁと不安なら、私たちの喧嘩ばかりな夫婦生活を読んでみてください。

後半は女性視点でお話しています。旦那さんの気持ち、彼の気持ちが知りたいと思っている人はぜひ読んでみてください。

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喧嘩ばかりの夫婦よりも怖いこととは

私たちは同棲中のカップルです。もしくは事実婚の夫婦ともいえます。もう10年くらい一緒に生活しています。

事実婚って「妻(未届)」と手続きするのだと思っていましたが、違うんですね。特に手続きをしなくても、長く一緒に住んでいれば認定されやすいのだとか。

私たちがこのサイトの運営を始めたのは、自慢できるものが喧嘩だったからです。

共同生活をしていて、お互いがフリーランス。ずーっと一緒にいるのに、付き合った当初から合わないことだらけだから、つい最近まで喧嘩が絶えない毎日でした。その期間は何と13年ほど。

多い時期は1日に3セットの喧嘩をこなし、1セットあたり3時間以上なんてザラ…とこんな感じです。

夫婦円満の秘訣とか、美味しい料理のレシピとかは紹介できませんが、喧嘩が絶えない中でもハッピーに生きる方法はたくさん知ってます。

興味を失ってしまうことが何より怖い

喧嘩ばかりな夫婦だったら日本でトップを争うのでは…と半ば本気で思っていますが、そんな私たちもケンカが少ない時期がありました。

それは、倦怠期をこじらせてしまった時のこと。今から10年くらい前だったでしょうか。

あの頃は、フリーランスの仕事が上手くいかなくて、私たちの頭の中はお金のことでいっぱい。今月どうしよう…ではなく、明日をどうやって生きていけば…と悩むレベルで生活は困窮していました。

お互いへの興味が失せていたと思います。中でも彼の無関心ぶりはすごかったかと…。

どんなに喧嘩が多くても、本気で別れを考えたことはなかったのですが、この時期は何度も何度も考えましたね…。

「一緒にいる意味はあるのかな…」「お金がないから共同生活をしているだけでは」と、深く悩んでいたことを今でもよく覚えています。

喧嘩ばかりの夫婦っていうと、イライラに支配され、怒声でお互いを傷つけ合い…というイメージが先行しますよね。

実際そういう状況になるのですが、喧嘩はお互いに何かしらの興味があってこそ起こるもの。そう考えると、無関心になってしまうことが何より怖いのではないかと思うのです。

私たちの場合は、倦怠期がいつの間にかやってきて、さらにお金の問題が降りかかってきました。2人で話し合う機会を失ってしまったことで、こじらせて一時的に溝ができてしまったのでしょう。

「やらな過ぎ」より「やり過ぎ」のほうが調整しやすい

お互いに興味が持てないという状況が「やらな過ぎ」に該当するとしたら、喧嘩ばかりの夫婦は「やり過ぎ」ということになります。

やらな過ぎとやり過ぎで言えば、「やり過ぎ」のほうが調整しやすいように思います。

干渉しすぎて喧嘩している場合(例)

干渉しすぎて喧嘩に発展しているなぁと思ったのなら、ルールを決めれば改善される可能性が上がります。

例えば

・事前に連絡があれば、飲みに出かけるのはOK
・月に〇回までなら友達と遊びに行ってもOK
・月〇万円までなら遊んでOK

自分がどこに不満や怒り、不安を感じているのかを分析して、それを和らげるようなルールを作っていくのです。

そうすれば喧嘩が減ると思いませんか?

関心がないのに関心を持つのは難しい

彼氏(彼女)がどこで何をしていようがどうでもいい…。本音ではそんな風に思っているのに、「よし、これからはもっと関心を持とう!」と決意したところで、自分に嘘をついていることになります。

やり過ぎなら、ちょっとした工夫で変えられる部分は大きいのですが、やらな過ぎの場合、問題はもっと根っこのほうにあります。

たとえば、私たちのように倦怠期をこじらせてしまった場合は軌道修正が大変でした。

興味・関心を失っていることに気づいていなくて、なんかよく分からない喪失感が襲ってきて…という感じ。もう好きではなくなってしまったのかなとしか思えない心境でした。

これじゃいけないと話し合いを持つようにしたり、環境を変えればいいのかなと思った時は車中泊の旅に出かけたりと、色々試していく中で乗り越えていきました。

倦怠期のこじらせには、非日常的なことをするのが、とても効果的だなぁと思いました。

喧嘩ばかりはしんどいですが、だからといってむやみに喧嘩を減らそうとするのはいけません。今度は「無関心」という、より深い溝に足を突っ込んでしまうリスクがあります。

喧嘩ばかりの夫婦が喧嘩を減らすには

喧嘩ばかりの夫婦にとって、1ヶ月以上何事もなく穏やかに過ごせたとしたらまさに奇跡!ですよね。

私たちもはじめてそれを経験した時は、2人で称え合ったものです。

「何が良かったんだろうね?」「すごいね!」「もうこれで喧嘩ばかりの毎日から抜け出せたらいいね!」なんて、それはもう喜んで。

しばらくしたらまた衝突するんですが、喧嘩ばかりにならなければいいんです!だって喧嘩を減らすことにこだわると、目的がズレている気がしませんか?

大切なのは【喧嘩する必要がない環境を作っていくこと】です。

喧嘩ばかり夫婦は、喧嘩する必要があるということ。2人の間に理解し合えない障害物があるのですから、それを取り除いていく作業をしなくてはいけません。

その上で、ものすごく役に立つのは【男女差】を理解すること。本当にこれは大事です。

私は仕事がきっかけで恋愛心理学とか、男性心理、女性心理について勉強する機会があったのですが、ちょっとかじるだけでも彼との関係は劇的に変わりました!

 

彼のことを理解した気でいたけど、男性として見ることはしていなかったという事実に10年以上経ってから気づきました。

これから、喧嘩しない環境作りについて5個紹介します。試しやすいものだけ集めたので、さっそく今日から始めてみましょう。

1⃣アドバイスよりも褒める

あなたが悩み事を旦那さん(彼氏)に打ち明けた時、どんな言葉をかけてくれますか。恐らく多くは解決策を教えてくれると思います。

男性は問題が起これば、解決するために動くのが当然と考えます。ですが、女性はそうでもないんですよね。

特にパートナーというとても近い存在に対しては、アドバイスよりも共感や労いの言葉のほうが欲しくなるものです。

男性はアドバイスされたくない

ここからが問題です。いつも彼にはアドバイスをもらっているから…と言っても、あなたがパートナーにアドバイスを送るのは避けたほうがいいです。

なぜなら、男性はアドバイスされると「上からモノを言ってる!」と臨戦態勢になってしまうらしいんです。

その心理を知った時は「だからかー!!」とものすごくスッキリしたものです。私の彼イツキもそういうところがあったので。

私からすると、アドバイスはもらっておいて損はないという考えですから、なんでいきなりムッとするの?と意味が分かりませんでした。

この「ムッ」とするところから喧嘩に発展してしまうこともとても多かったです。

ですから、アドバイスだけではなく褒めポイントを意識した話し方を意識してみてください。

例えば

「イツキの場合は〇〇よりも△△が合ってると思うよ」←アドバイス

「だってイツキが△△やっている時の集中力はほんとスゴイよ。真似できない」←褒めポイント

男性はすぐに競争しようとしますから、そこにスイッチが入ってしまうと「喧嘩を売ってのかぁ?あぁ~ん!?」モードになってしまいます。

それを防ぐための作戦ですね。

2⃣言いにくいことほど簡潔に

あなたの話にオチってありますか?私はないです。1日にあったこと、考えたことを1から順番に話すというのが基本的な話し方です。

女性は、頭の中にあることを1から10まで話をするので、長いし要点がまとまっていません。

もしもこの方法で、彼に不満を言ったとしたら大変なことになってしまうので、くれぐれもお気を付けください…。

不満を伝えることは大切ですが、相手にとってはいい話ではないのは確か。だからこそ、要点だけを簡潔に伝える必要があります。

あとは、どれくらいで話が終わるのかを事前に伝えておくとよりいいと思います。

例:「イツキに2つお願いしたいことがあるんだけど…」

「で?つまり何が言いたいの?」と、これまで何度聞かれたことか…。今でも完全に直ったとは言えませんが、気を付けるようにしてからは、彼が素直に聞いてくれることが増えました。

3⃣彼がダンマリしたら一旦時間を置く

私自身は沈黙=怒りの表現なので、てっきりイツキも同じだと思っていました。でも違うんですよね。

男性が沈黙するのは、頭がフリーズしているからなんですって!

男性は考えをまとめたり、話を聞きながら自分の話をするといったことが苦手…というか、女性よりは時間がかかるんです。

ダンマリしているイツキに「なんでいつも黙るの!」なんて怒っていたら、「考えてるのに、話しかけたらもう分からなくなる!」と言われたことが何回あったことか…。

なのに私ときたら、ダンマリは怒ってるアピールとしか思ってなくて。私は会話の途中に沈黙して考えるということはしないので、ウソだとばっかり思ってました。

すみません…

今は、彼が沈黙を始めたら「なんか飲む?」なんて言って話を中断したり、トイレタイムにしたり、「少し時間置く?」と聞くようにしています。

お互いに冷静になれるので、喧嘩ばかりの夫婦にはぜひ試してみてもらいたいです!

4⃣彼を変えたいなら時間をかけること

女性のあなたは変身願望があると思います。メイクやファッション、ヘアスタイルでイメチェンしたり、誰かのアドバイスを素直に受け入れたり。

もちろん男性にも変わりたい気持ちはありますが、それは自分が変わろうと思った時だけです。

奥さん(彼女)であるあなたに「変わって」と言われたら、より頑なに拒否します。なぜなら、男性はパートナーに対して認めてもらいたい・褒めてもらいたい・分かってもらいたい気持ちが非常に強いから。

私の彼イツキも「変わりたい」と口にするものの、変えようとすると激しく抵抗しました。その抵抗を弱めるカギは、時間をかけることだったんです。

1~2年単位でのんびり待とうという気持ちになれば、私はイライラしませんし、彼もプレッシャーで押し潰されずに済みます。

言い方を変えてみるのもおすすめ

彼の変化をのんびり待つのと同時に、言い方も少し工夫してみましょう。

例1:「イツキも今のままじゃしんどいもんね…」←思いやる

例2:「〇〇になれば、もっと楽になれるかもね」←思いやる

例3:「すごいじゃん!ちょっと変えるだけでこんなに変わるんだね!」←褒める

つまり、変わってちょうだい!と伝えるよりも、変わった後のメリットを彼に想像してもらうことが大切ということですね。

5⃣あなたから謝る

喧嘩ばかりの夫婦は、恐らくどちらも謝るのが苦手です。あなたはどうでしょうか。

男性はプライドが高く、競争心も強いので、きっとあなたよりも謝れない状況に陥っていると考えたほうがいいです。

だから、あなたから先に謝ってしまえばいいんです。喧嘩になったとしても激しさを抑えることができますし、そもそも喧嘩にならずに気持ちを伝え合える可能性は上がります。

ちなみに、先に謝ったほうがいいというのは、悪いと思っていないことにもそうしろと言っているのではありません。

よく考えてみると、自分の悪いところというものが必ずありますよね。

言い方がきつかったかな?とか、誤解させるような言っていなかったかな…とか。そうやって、あなた自身思い当たることに対して「ごめんね」を伝えたらいいのです。

すると、彼も謝る勇気が湧いてきます。「俺のほうこそ…」となれば、喧嘩ばかりの夫婦なんてすぐに卒業できます。

まとめ

うちは、喧嘩の規模こそ大きいですが、喧嘩ばかりの夫婦ではなくなりました。普段から男性心理と女性心理について情報を共有するようになり、「えー男って(女って)こう考えるの~!?」と、今さらなことに気付いたりして。

何年付き合っても、分からないことってたくさんあるんですね。

 

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