彼女が怒らないで悲しむというのは、すでにやらかしてしまった状態だと思います。
ガツンと怒られるよりも、悲しまれる方が精神的にキツイ時ってありますよね。責められた方がマシだった…と思うかもしれません。
怒られた方が事情の説明とかもしやすいですし、思いっきり言い合うのもしやすいです。ですが、悲しまれているとなると話しづらく、それはそれで怖いですよね。
ここでは、彼女が怒らないで悲しんでいる時、どうやったら良いのかについてお話します。
罪悪感は自分で受け止める
怒られると、ひどい言葉で罵られたり、暴れられたり、精神的にも肉体的にも消耗してしまうものです。
それに比べて、悲しまれるというのは罵られることもなければ、暴れられることもありません。なのに困っているということは、罪悪感でいっぱいになるからではないでしょうか。
こんなにひどいことしたんだから、怒られた方が気が楽だと感じてしまうと思います。その罪悪感を解消できるのは、彼女の怒りでもなければ、責めの言葉でもありません。あなた自身が向き合うことでしか解消できません。
彼女を悲しませてしまったら、怒られることを望むのではなく、今彼女に対して何ができるのかを考えるのが、解決への近道です。
彼女が悲しむ時の対処法
悲しむ理由を明確にする
彼女を悲しませてしまったことは分かっても、具体的に何に悲しんでいるのかについては、具体的に理解できていないことがあります。
あなたがちゃんと理解できていないままだと、許してもらうことはかなり難しいです。もし、平謝りをして、何とか許してもらったとしても、また同じように悲しませてしまうでしょう。
彼女がどうして悲しい気持ちになったのか…それに関しては、色んなパターンが考えられます。
待ち合わせに遅刻したという場合においても、遅刻したこと自体が悲しかったとは限りません。
こんな感じで、悲しいと思う理由にも色々考えられます。
悲しむ理由を知ってさえいれば、どのように謝ったら良いのかもわかってきますので、許してもらえる可能性も上がります。
また、自分がやったことでどれくらい彼女を悲しませていたのかが分かれば、同じ失敗を阻止するための努力もできるでしょう。
彼女の気持ちに対して謝罪する
謝罪をする時のコツは、自分がやったことではなく、彼女を悲しませたことに対して謝ることです。
例えば、「遅刻をしてごめん」というと、遅刻=自分のやったことになるので、そこを誤っても悲しみがなくなることはありません。
ですが、「今日はすごくオシャレしていたのにごめんね」と言うことで、彼女の気持ちをちゃんと理解していることが伝わりますので、許してもらえる可能性が上がります。
彼女が何に悲しいと思ったのかが分かっていたなら、こんな感じで謝ることもできます。
時間を置く
彼女の悲しみが深い場合、少し時間を置くというのも一つの手です。
精神的な傷は時間を置くことで癒されることがありますから。癒された頃に改めて連絡を取り、謝罪をします。
ただし、元凶はあなたなので、ただ放置しているだけだと、あなたへの愛情が冷めてしまう可能性があります。実行する場合は要注意です。
ちょっとふてくされてるくらいなら良いですが、かなり傷つけてしまったとか、何回も同じことで傷つけてしまった場合は、そのままお別れを切り出されるかもしれません。
彼女が怒らないメリットは大きい
今は、彼女が怒らないで、悲しみを表現しているのに困っているかもしれませんが、そのメリットは大きいです。
細かいことで言うと色々あるのですが、一番大きいのは本当の理由が分かりやすいということ。
怒りというのは、怒っている本人ですら本当の理由がわからなくなることがあるくらいですから、怒られた方はもっと難しいです。
遅刻の例で言うと、遅れたことで寒かった・暑かったとか、ナンパされたということに怒っていると言っているのに、実際は心細かっただけという可能性があります。
ですが、口では「お前が遅れたせいでしつこいナンパされて疲れた!」と言ってしまう。あなたはあなたで「遅刻してごめん」とか「無視すれば良いじゃん」となる訳です。
本当はそこに怒りを感じている訳ではないので、どんなに謝っても、対策を伝えても、彼女の怒りは収まらないのです。
なので、悲しみで表現してくるというのは、ありがたいことなのです。
まとめ
あなたの彼女は、怒りではなく悲しみで感情を表現しているという点で、大人だと思った方が良いです。
そんな人ですから、彼女の気持ちに寄り添ったうえで、心からの謝罪をしたなら、きっと許してくれるでしょう。また笑顔の彼女と過ごすためにも、正しい対処法を実践してください。
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