男は口喧嘩では彼女に勝てないと言われています。
何度か彼女とのケンカをした経験のある男性なら、すでに実感しているかと思います。
僕も例にもれず、ツムギとの口喧嘩で勝つのはほぼ不可能だと感じています。それゆえに、言い負けたと感じた時はすごく悔しくなってしまうことがあります。
そんな僕の経験から、悔しさを和らげる方法についてお話します。
口喧嘩で負けた時にやっていること
自分の世界に入り込む
口喧嘩で負けた時、自分の世界に入り浸っています。簡単に言うとゲームをしています。
ゲームの中で憂さ晴らし…という訳ではありませんが、好きなことをやることでストレスを解消しています。
長時間ゲームの世界に入り込むことで、自分の中にあるモヤモヤが少しずつ晴れてくるような感じです。
とはいえ、あまりにもひどい負け方というか、落ち込んでいる時は、ゲームが終わった瞬間に現実に引き戻される感じがして、すぐに胸が苦しくなってしまうのですが…。
その場合は、またゲームの世界に逃げ込み…という感じで、自分の気持ちと向き合えるようになるまで、ひたすら逃避を続けます。
気持ちが落ち着いてきたら、一度眠って気持ちを切り替えてみたり、自分の気持ちと向き合います。
視点を変えて勝ったことにする
ちょっとズルいというか、負け惜しみみたいな感じになってしまいますが、視点を変えて勝ったことにするということもしています。
例えば、最終的にはぐぅの音も出ないくらいにに言い負かされた場合でも、そうとうに怒らせたから僕が勝ったと考えます。
そうやって考えないと、気持ちが落ち着かないくらい、モヤモヤ・イライラが残っている場合の最終手段みたいな感じです。
今、書いていて思ったのですが、結構情けないことしてますね…。完全に言い訳です。
それでも、悔しくて悔しくて仕方がないので、かなり辛い時は今後もやっていくと思います。
外の空気を吸いに行く
これは、あまりやらないことなのですが、外の空気を吸いに行くことがあります。
僕は、外の空気の香りから季節を感じるのが好きで、気持ちがスーッと落ち着いてきます。
一番好きなのが夏の夜で、春・秋の日中、冬の朝・夕方くらいの香りが好きです。それくらい自然を感じるのが好きなので、イヤな気持ちが小さくなってくるのを感じます。
もしかしたら、空気の香りを感じようとして、深呼吸をしているからかもしれません。
深呼吸にはリラックス効果があるそうで、気持ちが落ち着いてくるみたいですね。僕は恐らく、空気の香りを感じるのが好き+深呼吸の効果があるのかも…。
喧嘩は勝負ではない
僕は男だからなのか、喧嘩=勝負事だという認識が強いです。
そのせいで、ツムギが言っていることが正しいと感じたり、一理あると思ったとしても、全部はねつけてしまうことも…。
認めてしまったら負けみたいに思ってしまうんです。
ですが、よく考えてみると、相手の意見に同意しても負けではありませんし、自分の主張が全部覆されるという訳ではありません。
ただ価値観が違うだけであることも多いです。
要するに、価値観の違いを認め合って、お互いに譲り合えるところを探すのが大事だと思うのです。まぁ、これはツムギの受け売りなのですが…。
ツムギは喧嘩=より良くなるための話し合いと言います。
見方を変えると、確かに話し合いですし、喧嘩が終わって気持ちが落ち着いてきた時には、怒り狂っていた僕もどうやったら今後上手くいくのかを考えています。
確かに、そうやって考えた方が、二人の将来のためになりそうですね。
本当の勝ちとは
僕達のなかでは、本当の勝ちとはお互いが居心地が良く、笑顔でいられる世界を作ることだと定義しています。
もし、口喧嘩でツムギに言い勝ったとしても、傷ついて泣いていたら全然勝った気持ちになれませんし、スッキリしません。むしろ、罪悪感で落ち込みそうです。
ツムギも、僕が言い負かされて落ち込んでいる姿を見ても、勝った気がしないと言っていました。
つまり、口喧嘩に勝とうとしている時点で、負けしかないんですよね。
相手の気持ちを理解して、相手のために発言して、「ありがとう」って言ってもらうことができたなら、これ以上の勝ちはないと思います。
理屈で分かったからと言って簡単にできるものではありませんが…。
お互いに力をセーブすることが大事
男性は肉体的な力が強く、女性は口論が強いのだから、力をセーブすることが大事なのではないでしょうか。
これは僕の持論ですが、男性は暴力を振るってはいけないと言われているように、女性は口の強さを抑えて欲しいと考えています。
喧嘩の時の女性の発言で、心に致命傷を負ってしまった男性もいると思います。
男性は傷ついたことを人に話すタイプは少ないので、それが露呈することが少ないです。そもそも、彼女や妻に傷つけられたというのは、男として恥ずかしいと感じるはず。
もしかして、彼氏や夫はかなり傷ついているかもしれません。
心の傷は怒りで表現している男性も多いので、傷ついていることに気付きにくいです。男性が怒り狂っているほど、心の傷が痛くて暴れていると思ってください。
男性自身も、傷ついたからと言って怒りや暴力で表現するのではなく、自分が傷ついたことを認識して、素直に伝えてみてください。
そうやって、お互いに力をセーブし合うことが、カップル・夫婦が上手くいくための秘訣なのではないかと思います。
まとめ
僕は、ツムギが傷つくような皮肉を言っている時や、怒り狂っている時は、それだけ傷ついていることだと思います。
それを意識するようになったら、たまにではありますが、自分が傷ついていることを表現できるようになりました。
そのおかげで口喧嘩を回避できることもあります。
喧嘩に発展してもどうせ勝てないので、今後は上手に喧嘩を回避する方法について考えていきます。
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