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彼氏と喧嘩したい…もっと深い関係になるために必要なこと

彼氏と喧嘩したい 体験談
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今ではすっかり喧嘩慣れ(?)している私たちカップルですが、付き合って数年は喧嘩らしい喧嘩はできませんでした。

私が一方的に怒って、彼がオロオロしながら謝る、もしくは彼がダンマリして終了…というのが定番でした。

彼氏と喧嘩したいと思うようになった理由は、私ばかり言いたいことを言っても状況は何も変わらなかったからです。

オロオロするだけ、沈黙するだけの彼氏をズルいとも思いました。

かつての私のように、彼氏と喧嘩したいと思っている人に向けて、感情的になることにリスクをお話したいと思います。

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喧嘩から逃げるのはダメだけど、いたずらに誘発するのはもっとダメ

喧嘩から逃げるために言いたいことが言えない、我慢やストレスを溜めてしまうといった状況はよくありません。

しかし、だからと言って誘発するものでもありません。

彼氏と喧嘩するためにわざと嫌味を言ったり、ヤキモチを焼かせたりして、怒らせてはいけません。

まずは、冷静に気持ちを伝え合う方法を模索するのが先です。気持ちを伝え合う方法は星の数ほどあります。

自分の話を聞いてもらいたいならまずは相手の話を聞くとか、相手の話に相槌をうって話しやすい空気をつくるとか、ちょっとネットで検索してみればたくさん出てきます。

そしてそれらは円滑な話し合いをする上で即効性があるものばかりです。

喧嘩するほど仲が良いという言葉もありますし、喧嘩をしたことで分かり合えたというカップルは多いでしょう。私たちも喧嘩をしてよかったと思うことはあります。

しかし、喧嘩には怒りが伴います。

怒りというのはさまざまな誤算が生じてしまうので、注意が必要です。

怒りの感情をコントロールするのはとても難しい

あなたが彼氏と喧嘩したいと思うのはなぜでしょうか。

私がかつてそう思った理由は、もっと深い関係を築いていくには感情のぶつかり合いも必要だと思っていたからです。

言いたいことを言うために、怒りという感情で勢いをつけるのも時には大切ではないかと。

16年付き合ってきた今は、怒りという感情のリスクを知り、考えが変わってきました。

怒りをコントロールするのは非常に難しいです。感情的になるといくつもの誤算が生じてしまいます。

誤算①本来の目的を見失ってしまう

怒りをぶつけていると、自分の気持ちを分かってもらいたいという気持ちが膨らんでいき、相手の声が聞こえなくなってしまいます。

本来の目的は、お互いの気持ちを伝え合い、ベストな道を模索することだったはずです。

冷静に話し合うだけでは平行線のままだったから、喧嘩へと発展しただけであって分かり合いたいという前提は変わりません。

しかし、怒りという感情は目的をすり替えてしまうことがあります。

私たちは、相手を言い負かしたり、傷つけることが目的になってしまうことがとても多かったです。

誤算②怒りが怒りを増幅させてしまう

彼氏にイラッとすることがあったら、試しに1分くらいお口をチャックしてみてください。「今日の夕ご飯は何を作ろうかなー」と別のことを考えられたらよりGOODです。

きっと多少の苛つきであれば、スーッと消えてなくなっていくでしょう。

人間は忘れる生き物です。小さい怒りをいつまでも鮮明に記憶することはできません。

しかし、イラッとしたからと言って、その苛立ちを態度や言動で表現してしまったら話は別です。怒りは倍倍ゲームのように膨らんでいき、忘れるどころか過去のムカついたエピソードまで引き出してしまいます。

上でお話した本来の目的を見失ってしまうというのも、この怒りの増幅が原因です。

怒りが増幅してからではコントロールは困難になります。ぶつけることでしか解消できなくなってしまいます。

誤算③無意味な傷つけ合いが起こる

気持ちや状況を伝える過程のなかで相手を傷つけてしまうことはありますが、人と一緒に暮らすうえで絶対に傷つけないというのは無理です。

大切な人とずっと一緒にいるために必要な傷は、受け入れていく術を身につけていく必要があります。

しかし、喧嘩に発展すると、怒りによって無意味な傷つけ合いが起こってしまうものです。

必要な傷は小さい範囲で深くグサッとくるものというイメージがあります。とは言え、適切に対処することで治りは早いですし、完治させることができます。乗り越えたら人間としての魅力もレベルアップするでしょう。

一方で無意味な傷を受けると、広範囲でズタズタに引き裂かれる感覚があります。それは治りがとにかく遅くて、何度となく傷口が開いて辛い思いをします。完治なんて遠い話で、自分には価値がないんだという思い込みから抜け出せなくなってしまうこともあります。

そして無意味な傷をつけた側も長いことそれを引きずります。「なんであんなことを言ってしまったんだろう」「自分は最低だ…」と責め、罪悪感に苦しみ、自己肯定感まで下がってしまいます。

誤算④仲直りしても溝ができる場合がある

私たちカップルはたくさんの喧嘩をし、たくさんの仲直りをしてきました。

以前の私にとって仲直りとは、お互いが自分の過ちを認め、相手の過ちを許す行為だと思っていました。

でも今は、自分の過ちや相手の過ちを許してはいなくとも、2人でこれからも生きていくために仲直りをするという道があることを知りました。

私は彼にうけた傷を、仲直りの後に癒すというのをよくやります。そうしないと、怒りのコントロールができなくなってしまうからです。

この怒りを小さくしないと、彼と一緒に生きていく資格がなくなってしまうと思っています。

傷つけてきたのは彼ですが、その傷を癒す責任は彼ではなく私自身にあります。彼にもできることはありますが、自分のことは自分が中心にならなければ、他人軸で生きていくことになってしまいます。私はそれがとても怖いのです。

しかし、傷を癒すといってもいつ癒えるかは分かりません。深い傷ほど時間がかかりますし、癒えていない内に再び傷つけられることもあります。

こうして傷の層ができてしまうと、仲直りをしても溝ができてしまうことがあります。

私もやり場のない怒りがたまってどうしようもないくらい苦しい時期がありました。

喧嘩したら意地を張らずに早めに仲直りすることは大切です。しかし、仲直りだけでは完結しない問題もあります。

まとめ

喧嘩を経てより深い関係になれる場合もあれば、お互いに本音が言えてスッキリする場合もあります。

しかし、喧嘩にくっついてくる怒りの取り扱いには十分に注意してください。大きくなってしまうと制御不能になってしまいます。

 

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