僕とツムギ(彼女)が喧嘩をした時、毎回ではありませんが冷戦状態と言いますか、お互いに無視し合うような状態になることがあります。
僕とツムギの場合、四六時中一緒にいますので、二人しかいない空間でシーンとしているのは、正直違和感しかありません。
無視し合っている期間中、僕は何をして何を考え、どのように仲直りに向かっているのかについてお話します。
喧嘩後に無視される期間は短いが…
僕達の喧嘩は、基本的に長引くことはありません。長くても2日以内には終わります。喧嘩後に無視し合う期間(僕達は冷戦と呼んでいます)も、2日というよりも24時間を過ぎると、ツムギの方からしびれを切らすという感じですかね。
なので、ほとんどの場合は24時間以内で無視される期間が終わります。
ツムギから話しかけられて、話し合いという名のケンカの続きを始めます。
ケンカの続きと言っても、時間を置くことでお互いに冷静になっていますので、ちゃんとお互いの意見を聞き合える状態で…です。
彼女が何でそんなに怒っていたのか、悲しんでいたのかを聞いて、謝ったり理解を深めることで許し合ったりします。
話を聞くだけじゃなくて、僕もどうしてそんなに怒っていたのか、悲しんでいたのか、あの時にこう思ったとかを伝えることで、理解してもらえるように努力します。
最初は少しギスギスしていますが、冷静に話し合っていると、ちょっとしたすれ違いや勘違いが原因で、大きな喧嘩に発展しているんだということに気付かされ、場の空気が柔らかくなっていくのを感じます。
途中から、お互いすれ違っていたことや勘違いしていたことを笑いながら話し合い、感謝したり謝罪したり、喧嘩とは違う意味で感情をぶつけて、喧嘩終了!
他のカップルの話を聞くと1週間とか、中には1ヶ月なんて話も聞きますので、それはそれですごいなぁと思います。僕はそんなに怒りのテンションを維持できませんので。
もう一度喧嘩に発展することも…
喧嘩の内容や話し合いの流れによっては、もう一度喧嘩に発展してしまうこともあります。
1日近く置いても、僕が冷静になれていなかったリ、言われる言葉でまた傷ついて怒り出してしまったり…。
それでも、大体は2回目の話し合い(喧嘩?)の終盤には、僕も落ち着いていることが多く、決着がつきます。
無視されている期間中に僕がやっていること
ストレス解消(現実逃避)
無視されている期間に僕がやっていることと言えば、趣味であるゲームをひたすらやることですね。
ゲームの世界に逃げ込むことで、彼女に言われて傷ついたこと、受け入れないといけない現実から目を逸らします。
ただ、いつかは考えないといけないことだと分かっていますので、ずっと逃げ続ける訳ではありません。僕の怒りや悲しみが落ち着いてきた時には、ゲームをやめてぼんやりしています。
この時ばかりは、大きなストレスに対抗するために仕方がないことだと言い聞かせて、一時的に自分を甘やかせることにしています。
自分の気持ちを考える
ある程度ゲームで逃避したら、次は自分の気持ちと向き合う時間を作ります。
僕は、何回も喧嘩を繰り返してきた経験から、この時間がすごく大事だと思っています。
自分の気持ちが分かるようになると、後で話し合いをした時に説明しやすくなっていますし、何より自分の気持ちを考えることで、客観的に自分自身と向き合えるようになりますから。
怒った原因を考える
最初に考えるのは、どんな言葉をきっかけにして自分が怒り始めたのか?についてです。
怒った原因を突き詰めて考えていくと、自分の心の闇と言いますか、本心とか考え方の核となる部分が見えてきます。
僕は元々、自分の気持ちに鈍感で、なんでそこまでイライラしてしまうのか、怒りが爆発してしまうのか、その理由がよく分かっていませんでした。
ツムギのたった一言で暴走するくらい怒ってしまうこともありました。暴走と言っても、暴力を働くわけではなく、傷つけるような言葉を吐くという感じです。
自分がそこまで怒る理由が分かっているのと、いないのとでは怒りの度合いが全然変わります。
分かっている場合は、心の中で「あ~、この言葉は傷ついたな」というように、どこか冷静になれます。
ですが、分からないままだと、暴言を放ったり、机を叩いたり。とにかくツムギが口を挟まないように、これ以上自分が傷つかないように必死になっていました。
あ、ツムギの名誉のために言っておきますが、僕を傷つけるために発言するような人ではありません。仕事上、言わないといけないことで僕が勝手に傷ついてしまうという感じです。
と、こんな感じで自分が怒った原因を知ることは、怒りを抑えることにも繋がるんだということが分かりました。
ですから、逃避(ゲーム)がひと段落したら、どうして自分が怒ってしまったのかを考えています。
悲しいと感じる原因を考える
これも怒った原因を考えるのと同じです。
僕の場合、悲しいとか傷ついた時も怒りに変換してしまうので、実は悲しかったから怒っていたということに気が付かないことも多かったです。
たとえば、「仕事が遅い」と言われたことに対して、「一生懸命やっているのに…どうして認めてくれないんだろう」とか。
そうやって、本心では悲しんでいるだけなのに、「どうせ僕は頑張ってこの程度だよ!」というような感じで、怒り狂っていました。
僕達の場合は、仕事のパートナーでもあり、人生のパートナーでもあるわけです。ですが、僕は仕事とプライベートの使い分けが苦手なので、ツムギに全否定されたような気持ちになっていたのです。
まだ完壁ではありませんが、「○○って言われて傷ついてしまって…」と伝えることで、怒りに変換することなく、自分の気持ちを表現できるようになりました。
彼女の気持ちを考える
ツムギの気持ちを考える時も、自分の気持ちを考える時と同じように、なぜそんな言い方をしたのかを考えます。
「仕事が遅い」という一言に対して、どうしてそう言ったのかを考えてみたり、本人に質問します。確か、本人に聞いたら、「将来を考えると仕事をしてもらわないと困るから」と言っていたかな。
「将来のことを考えなかったら、今のペースでも構わない」とも言っていたと記憶しています。
つまり、将来のことを考えているから、僕の仕事に対する姿勢について話し合う必要があるということ。僕を責めるためにやった訳ではないのです。
こうした背景を知ることで、ツムギへの怒りも和らいできました。
考えるだけでなく直接質問する
怒っている時というのは、とにかくネガティブに考えてしまいます。
「僕のことを責めたいからだ」とか「僕を困らせて喜んでいる」みたいに、勝手にツムギを悪者にしてしまうこともよくあります。
最悪の場合、「むしゃくしゃしていたから僕に当たった」と思うことも…。
ですから、喧嘩が勃発しそうで怖いことでも、分からないことはちゃんとその理由を聞くことにしています。
本人に直接質問することで、明確な答えが返ってきますから。もちろん、本心かどうかは本人にしかわかりませんし、本人も分からないこともあるでしょう。
ですが、ツムギの場合は、ほとんどが腑に落ちるものばかりなので、ホッとするというか納得できることの方が多いです。
まとめ
男性は話しながら考えるのが苦手なのだそうです。喧嘩中でも、マシンガンのように話す女性に対して、押し黙る男性というカップルが多いのだとか。
その事実から考えると、無視されている期間というのは、男性にとってはチャンスだと言えます。
じっくり時間をかけて考えられるのですから。
言い負かされて悔しい!とか、なんで俺のことを分かってくれない!とか、感情がごちゃごちゃになっている時は考えをまとめるのが難しいと思います。
ですが、冷静になった時に、まず自分自身に色々問いかけてみることが大事だと思っています。
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