彼氏が一人時間を欲しがると、複雑な気持ちになったものです。
まず頭に浮かんだのは「私とは一緒にいたくないのか?」ということ。ワガママだなと思ったり、だったら一人で生きていきなよと思ったり…色んな感情が湧いてきました。
こんなときは、一人の時間が好きな男性ってどんな心理なんだろう?と冷静に考えるのが一番です。
私が書籍やネットで調べたこと、彼を観察して分かったことを紹介します。
どうして腹が立つのか、どうして悲しいのか、どうして苦しいのかが分かれば、彼との接し方が分かるようになります。
一人が好きな男性の心理を知り、かつての私と同じ悩みを抱えている方が、少しでも楽になってくれたら嬉しいです。
心理1⃣「気を使いすぎるから」一人の時間が好き
一人の時間が好きな男性は、気を使い過ぎるところがあります。自分の気持ちよりもその場の空気を優先してしまうのです。
自分の意見は言えないし、嫌われたくないし、NOと言えないし…という積み重ねがストレスを大きくします。
また、とても優しい性格という点も、過剰な気遣いに繋がっています。
相手のことを心配したり、傷つけてしまうことを過度に恐れてしまいます。
問題点:私は別枠…という思い込みが彼を追いつめた
私の彼イツキさんは、周りに気を使い過ぎる人だと思います。友達といても家族といても、常に相手の気持ちばかりを考えるから、すぐに気疲れしてしまいます。
それをよく分かっていたはずなのに、私ったら自分だけは別枠だと思っていたんですよね。
↓
だから気を使われる対象ではない
↓
私はいつでもそばにいてよい!
当然のようにそう考えていたのですが、実際には、もれなく私も気を使われる対象でした。
彼の頭の中はこんな感じだったそうです。
- 「ゲームにこのまま没頭してていいのかな…」
- 「そろそろ働けって言われるんじゃないかな…」
- 「構ってほしそうにしていないかな…」
怒られるのではと不安になり、いい加減な人間だと思われているのではと不安になり、私が寂しそうにしていないか不安になり…。
自分の時間を過ごしていても、私がそばにいると彼の心はいつも大忙しなのだと気づきました。
とはいえ、一緒に生活していますし、外出して彼を一人にしてあげることも頻繁にはできません。
そこで、一人時間が好きな彼の心を少し楽にさせてあげられないかと考えました。
改善策:自由にしていいんだよ!という空気をつくる
私がそばにいても自分時間を謳歌してほしいので、自由にしていいんだよという空気作りを心がけてみました。
①楽しんでね!と言葉で伝える
仕事が一区切りした彼が(うちはフリーランスです)ゲーム用の座椅子に座るとき、「休憩?楽しんでねー」などと声をかけるようにしています。
そう言われた彼はどこかホッとしているように見えます。「あ、今遊んでもいいんだ」って。
直接言葉で伝えるのは、やっぱり分かりやすくて王道ですよね。
一応断っておきますが、自分時間を楽しむイツキさんに苛ついたりしているなんてことはないですよ(本人に確認済)!むしろ存分に楽しんでほしいです。
一人時間の扱いに困っていた時期のお話です。
②質問したり、ツッコんだりしてみる
彼がゲームをしているときに、「このゲーム面白い?」「この前のゲームはもうクリアしたの?」といった、質問してみると彼の表情が柔らかくなっているように感じます。
あとは、彼がコントローラーをカカカカカカカカッと連打してるときに思わず笑ってしまったり、「早っw」とツッコんだりすることがあるのですが、そんなときも安心しているように見えました。
邪魔していると言えば、まぁ邪魔なんでしょうけどね。
「私はいい気分で過ごしてますよー」という空気を作るほうが、彼にとっては気持ちが楽になるのではないかと思っています。
③私も自分の世界に没頭する
私の趣味は、収納の見直しやDIY、Youtube鑑賞、お料理です。
私が自分の趣味に没頭しているときは、彼も集中してゲームを楽しめるみたいです。
これは今のところ、一番手ごたえを感じています。
心理2⃣「束縛されたくないから」一人の時間が好き
彼女(彼氏)のことはもちろん好きだけど、束縛されるのは嫌という方は多いです。
「どこ行くの?」「今何してたの?」と、逐一聞かれる感じの束縛は確かに辛いものがあります。
一人の時間が好き…というよりも、一人の時間がないとやってられない感じでしょうね。
しかし、束縛だと感じるレベルや内容には、かなり個人差があります。
問題点:彼氏の束縛されているという感覚が理解できなかった
イツキさんは、たとえば私のこんな一言で束縛だと感じます。
彼が何かやろうとしているときに、私がそれを止めるような発言をすると束縛されていると感じるらしいのです。
口うるさいと言われれば渋々認めますけど、別に縛ってないし!というのが私の感覚です。
これは今も理解できないままです。でもいいんです。彼のすべてが理解できるなんてことはあり得ないのですから。
理解できずとも、ちょっとモヤモヤしつつも、ある程度納得できればOKです。
改善策(?):事実を淡々と伝える
自分がやろうとしていることに対して、同意以外の言動・態度を示すと束縛だと訴えるイツキさん。
それはただのワガママでしょ…と思いつつも、改善策らしきものを考えました。
私は別にどっちでもいいけど感を出すために、淡々と事実を伝えるようにしています。
ただし、それでイツキさんの一人時間を応援していることになるかは謎ですが。
彼は恐らくいい気分はしないでしょうね。結局早く眠らないといけないし、寝坊したらしたで「だから言ったでしょ」と文句を言われるのですから。
とはいえ、束縛している感は小さくできるのではないかと思っています。
一人の時間が好きな人は束縛を嫌いますから、何としても束縛はしていないよ!ということをアピールしたいのです。
心理3⃣「二人でいるのも好きだけど」一人の時間が好き
一人の時間が好きだからといって、他人と一緒にいる時間が嫌いだとは限りません。
どっちも好きだし、どっちも必要だということです。
問題点:極端な解釈をしてしまった
一人の時間が好きな方は、そのことを正直に伝えるとこんな勘違いをされることが多いでしょう。
まさに私もこの手の勘違いをしてしまいました。
ですが、イツキさんはこんな感覚の持ち主でした。
恋人から「一人の時間が好き」と告げられると、”一人”という言葉がやたらと胸に突き刺さってしまうものです。私はいらないと言われているような感覚になりました。
極端な解釈をされて、イツキさんはすごく困ったでしょうね…。過剰に反応してしまって申し訳ないです。
改善策:彼とのこれまでの時間を思い出す
一人の時間が好きだというイツキさんは、私といる時間も楽しんでくれている…なんてことは、ちょっと思い返せば分かることです。
一緒にいて彼が苦痛そうだったという記憶はありません。(ケンカは除いて)
嬉しそう、幸せそう、楽しそうな彼ならいくらでも思い出せます。(ノロケではありません)
そんな当たり前のことに気付けないくらい「一人の時間が好き」というひと言は、インパクトが大きかったようです。
まだまだある!一人の時間が好きな男性の心理
イツキさんの心理としては、「気を使いすぎる」「束縛されたくない」「一人時間も彼女との時間も好き」の3つが当てはまりました。
ですが、一人が好きな男性の心理というのは、他にも色々あります。
心理4⃣気持ちの整理がしたい
男性は嫌なことがあったり、仕事で失敗したりすると、一人で気持ちの整理がしたいと思います。
彼女に弱みを見せたくない、一人で考えたいという気持ちが強いようです。
この場合は、一人の時間が好き…というよりも、一人の時間が必要不可欠という感覚に近いと思います。
心理5⃣オンオフを切り替えたい
頑張るときは精一杯頑張る!休むときはゆっくり休む!
そうやってオンオフの切り替えができる方というのは、一人の時間を大切にしているものです。
一人の時間に、誰の目も気にすることなく自由に過ごしてエネルギーを充電しています。
心理6⃣精神的に自立している
自分をしっかり持っている方というのは、一人の時間を大切にしています。
イツキさんのように趣味を楽しむのはもちろん、自分を磨いたり、リラックスすることを心がけたり、部屋の片づけをしたり。
一人の時間を使って、心と体が喜ぶようなことをしたいと考えています。
まとめ
一人の時間が好きな男性の心理についてお話しました。
彼氏の一人時間を理解できるようになると、二人の関係をより深めることができます。
私とイツキさんは、誤解が解けてお互い気持ちが楽になりましたし、より心地よい関係を築けました。
自分が嫌な感情に支配されたときこそ、相手を理解しようと思えたらいいなぁと改めて思いました。
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