同棲をしていて良かったと感じられることの一つ。それは、風邪をひいて熱を出した時です。
自分が動けない時に周りのことをやってもらえるというのは、本当に助かりますから。パートナーがいて良かったと実感できる時間でもあります。
とはいえ、何もかもが嬉しいわけではなく、時にはこれはちょっとイヤだったな…と思うこともあります。
ここでは、彼氏である僕は、どんなことに嬉しいと感じたのか、そして、どんなことにイヤだと思ったのかについてお話します。
看病する時の参考にしてください。
やってもらって嬉しいこと
こまめに様子を見てくれる
寝込んで動けなくなっている時の僕は、頭や体の節々の痛み、だるさなどが辛くて、大袈裟ですが「もしかしたらこのまま…」と怖くなってしまいます。
何度も経験しているので、そんなことはないと頭ではわかっているものの、やっぱり不安になってしまうのです。
そんな僕だから、ツムギ(彼女)がこまめに様子を見てくれるというのは、安心できることでもあります。
とはいえ、詳しくは下で説明しますが、それが逆にイヤなことに変わってしまうことも…。
こまめに飲み物を飲ませてくれる
風邪で寝込んでいる時って、汗をかいているからこまめな水分補給が大事になりますし、僕自身喉が渇いています。
なので、こまめに飲み物を飲ませてくれるのはすごく助かりますし、嬉しいです。
食べやすいものを作ってくれる
風邪を引いた時、消化に悪い物や味の濃い物は食べにくいので、ツムギは食べやすくて美味しい食べ物を作ってくれます。
あまり食欲がないので残してしまったのですが、それでも味が薄くて食べやすい物を作ってもらえるのは幸せを感じます。
必要な薬を買ってきてくれる
僕達は、基本的によく飲む薬(鎮痛剤と胃薬)以外はほとんど用意していないため、急に風邪で寝込むことになったら薬がなくていつも困っています。
そんな時に、自分の代わりに必要な薬を買ってくれて、それを飲ませてくれる人がいるというのは、すごく安心です。
僕は一人暮らしの経験はありませんが、もし一人暮らしで薬も用意していなかったら…と思うとゾッとします。
頭を冷やしてくれる
熱で頭がガンガンの時、冷やされるだけでかなり楽になります。
そんな状態の僕に、冷えピタを貼ってくれたり、冷えピタがない時は氷のうを作ってくれたり、濡らしたタオルを頭に乗せてくれます。
ガンガンしていた痛みが楽になった時、僕の体調を気遣ってくれるパートナーがいるというのは、幸せなことなんだと感じます。
優しくされる
体が辛い時というのは、心も弱くなっているので、そんな時に優しくしてもらえると、普段よりも何倍も嬉しく感じてしまうものです。
風邪を引いている時は「今はどんな感じ?」「大丈夫?」と、いつもより優しく声掛けしてくれますし。
正直言って…ありがた迷惑なこと
頻繁に起こされる
やってもらって嬉しかったことでは、こまめに様子を見てもらえたのが嬉しいと言いましたが、頻繁過ぎて逆にしんどいと感じることもあります。
ツムギは心配性なので、僕が風邪で寝込んでいる時は1時間に1回くらいの頻度で様子を見てくれます。
頭や体の節々の痛み・だるさでなかなか眠れないのに、やっと眠れたと思った矢先に様子を見に来られますので、目が覚めてしまいます。そしてまた寝るために頑張る…というループです。
もちろん、嬉しいですしありがたいのですが、寝入ったらしばらくそっとしておいて欲しいのが正直なところです。汗
本人も自覚はあるとのこと。
飲み物&食べ物を多めに摂らされる
風邪を引いている時に栄養を摂るのは大切なことなのですが、寝込むほど悪化している時は食欲も落ちていますよね。
そんな状態の僕が「もう苦しくて食べられない」というと、「あと少しだけ食べて」と言ってきます。
これも心配しているからこその行為なのですが、僕からすると、限界ギリギリまで食べさせられますので、結構苦しいです。
飲み物の時も同じように、「もう少し飲まないと脱水症状を起こすよ」と、結構無理やり飲まされます。
台所がめちゃくちゃになる
食器洗いは僕が担当をしています。僕が風邪で寝込んでいる時も、食器洗いが得意ではないツムギは、一切手を付けることなく散らかしたままにしていることが多いです。
しかも、僕が食べやすいように、いつもより丁寧に料理をしていますので、よりたくさんの調理機器や食器類が…。
風邪が治ったら1時間半くらいかけて洗いものをすることになります。
不摂生を注意される
体調を崩した原因が僕の不摂生だった場合、それを注意されることがあります。
例えば、睡眠不足だったり、昼夜逆転生活を長く続けたことが原因だったりすると、「ちゃんと自己管理しないと!」と、今後の仕事の仕方を話し合うことに…。
まぁ、無理なく働けるプランを一緒に考えてくれるのは嬉しいのですが、体調が悪い時に注意されると精神的にしんどいです。
【余談】うつる可能性が高い風邪の時に気を付けていること
咳やくしゃみなどが出るような、うつる可能性が高い風邪の場合、僕達はなるべく隔離してうつらないように工夫しています。
寝ている人の部屋は閉め切って、その部屋以外は風通りを良くしたり、なるべく部屋に入らないようにしたり、一日中マスクをつけて過ごしたりしています。
特に、風邪がひどい時は絶対にうつらないように、動けるほうは看病をしながらいつもより予防に気を遣うようにします。
手洗いうがいをこまめにする、睡眠時間を増やす、ビタミンCを意識して摂るなどです。もっと良い方法があるかもしれませんが、僕達はこうやって対処することで上手に予防できています。
共倒れになった経験も…
うつらないように気を付けるようになったのは、共倒れになった経験があるからです。
結構ひどい風邪を引いて、二人とも連日(多分7日間くらい)38度以上の熱で苦しんでいたことがありました。
最初はツムギが熱を出し、その後2日くらい遅れて僕も同じように熱が出始めました。
片方が動けるうちは、食べ物や薬の準備、そして頭を冷やしたりと、看病で来たのですが、二人が動けなくなった時は食べ物や飲み物も自分でやらないといけなくなり、お互いかなりきつかったです。
この時、我慢強いツムギは、「自分はもう良くなってきたから」とウソをついて、無理して食事を作ったり、買い物に行ってきてくれました。
この時にツムギが頑張ってくれたのは、今でも感謝しています。
まとめ
やってもらって嬉しいこと、微妙なことというのは、タイミングや価値観によって逆転してしまうこともあると思います。
頻繁に様子を見てもらうのは安心する反面、寝つきが悪い時は逆に辛くなってしまうというのはわかりやすい例ですね。
僕の場合、それがイヤだったので、ツムギが風邪で寝ている時はなるべく起こさないようにして、4~5時間放置していたら、起きた時に「これじゃあ脱水症状を起こすでしょ!」と怒られてしまいました。
それに、ツムギとしてはこまめに起こされても良いから、もっと様子を見に来て欲しいそうです。この辺も自分の価値観を押し付けるのではなく、よく話し合ったうえで、相手の希望に応えられるようにしていきたいですね。
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