僕がはじめて「ひとりの時間が欲しい」とパートナーに伝えたとき、大泣きされてしまいました。予想はしていましたが、別れたい・離れたいという意思表示だと思われてしまったようです…。
僕は物理的に一緒にいることを「同じ人生を生きている」と思っていますが、パートナーはそうではありません。
一緒にいる時間をより心地よく過ごしたい、ふたりの関係を育てていきたいと考えています。
だからこそ、「ひとりの時間が欲しい」とは言いづらかったし、彼女が誤解するのも無理はありませんが、僕の本心を偽ったままでいるのは嫌です。
ここでは、旦那にひとり時間が欲しいと言われたときのベストな答え方についてご紹介します。(男性目線なので、甘えている部分もありますが、大目に見てもらえたらと思います)
旦那がひとりの時間を欲しがったときに理解してほしいこと
僕はひとりの時間が欲しいとおもったとき、1mmも別れたいという気持ちはありませんでした。
これからも一緒にいたい気持ちは変わらないけれど、それとは別にひとりの時間も少し欲しいというだけです。
ひとりの時間が欲しい=距離を置きたいという風に聞こえるのも無理はありませんが、どういうつもりでひとり時間を欲しているのかはぜひ確認してあげてください。
恐らく僕のように、単にひとりで趣味を満喫したいだけではないかと思います。
僕たちの場合、ひとりの時間が欲しいと言ったことで色々誤解されましたし、喧嘩にも発展しました。
あの頃を振り返ると、パートナーに理解してもらいたかったのは次の2つです。
- ストレス発散のためにひとりの時間が必要
- 夫婦の時間も大切にしたいと心から思っている
とくに②は強調して伝えたかったのですが、僕が言葉足らずで長らく理解してもらえなくて歯がゆい想いをしました。
①ストレス発散のためにひとりの時間が必要
男性は、ひとりで過ごす時間にストレスを解消すると言われています。旦那がひとり時間を求めてきたのなら、その可能性は高いです。
僕も趣味に没頭している時間や、ただボーっとしている時に、気持ちが落ち着いてくることはよくあります。
特に、イライラしている時とか不安を強く感じている時なんかは、ひとりの世界に入り浸りたいと思う気持ちも強くなります。
女性はその逆であることが多いようですね。友達とのおしゃべりに花を咲かせたり、旦那と何気ない会話をすることでストレスを解消していると聞きました。
あなたの旦那さんは、ストレスを解消する手段としてひとり時間を欲しているのかも?という視点を持ってみてください。
②夫婦の時間も大切にしたいと心から思っている
「ひとりの時間が欲しい」と初めてパートナーに告げたとき、誤解のないように「ふたりの時間ももちろん大切だと思っている」とも伝えましたが、ショックと不信感でいっぱいの表情をされたまま泣かれてしまいました。
パートナーは”ひとりの時間”に反応していたわけですから、後から付け加えたように「ふたりの時間も~」と言っても響かないですよね、それは…。
パートナーに当時の心境を聞いてみたところ、私から離れていってしまうのではないかという不安と、ひとり時間を受け入れることでふたりの時間が蔑ろにされてしまうのではという不安でいっぱいだったそうです。
しかし、僕はふたりの時間があってこそ、ひとりの時間が充実させられると思っています。どちらかひとつしか選択できないのなら、迷わずふたり時間を選びます。
あなたの旦那さんも、夫婦で過ごす大切さはよく分かっているのではないでしょうか。
あなたの不安が的中する可能性は十分にある
僕のパートナーはふたりの時間がなくなってしまうことを心配していましたが、実はその予感は的中してしまいました。
ふたりの時間があってこそだと分かってはいても、ひとりの時間に夢中になってしまってしまうことが度々あり…。
あなたの旦那さんも、僕と同じようになってしまうかもしれません。
もしあなたの不安が的中した場合は、それでも理解者でいようとする必要はありません。注意するなり、話し合うなりして軌道修正をしたほうがいいです。放っておくと、僕のようにエスカレートしてしまうリスクがあるので…。
僕たちは何度か大喧嘩に発展してしまいましたが、時間をかけて解説していきました。
「ひとりの時間が欲しい」と旦那に言われたときのベストな対処法
旦那から「ひとりの時間が欲しい」と言われ、受け入れることができたら以下のことをやってみてください。
ルールを決めておく
絶対にやっておいて欲しいのは、ルールを決めておくことです。僕たちは次の2つを決めておきました。
厳しいルールにしてしまうと、結局続かなくて喧嘩の原因になってしまうので、お互いに納得できる範囲で緩いルールを設定してください。
ひとりの時間は放っておいてあげる
旦那がひとりの時間を過ごしているときに、あなたが暇を持て余していたら、ついつい話しかけたくなるものです。
わずか数秒のことかもしれませんがだとしても、趣味に没頭している時に話しかけられるのは、眠りたい時にちょっかいを出されるようなもの。
ですから、旦那がひとりの時間を過ごしている時は、できるだけ放っておいてあげてください。
たとえボーっとしていて、暇そうに見えても、それは考えごとに集中したい時なので、話しかけられると嫌な顔をされてしまうこともあります。
寂しい気持ちは、二人の時間になった時に解消するほうがよりいい時間を過ごせると思います。
あなた自身の時間を充実させる
旦那さんはひとり時間を満喫して、あなたは旦那さんに話しかけるのを我慢して…となってしまうと、正直面白くないですよね。
そんなときは、友達との時間に充ててはどうでしょうか。
女性はコミュニケーションを取ることがストレスの解消になると言われています。友達とのんびりおしゃべりや買い物を楽しんで、あなたも自分の時間を充実させると、旦那さんへの不満も和らぐでしょう。
友達と会う以外にも、趣味の開拓や自分磨きに使ってみるのも良さそうですよね。
ちなみに、僕のパートナーは、キッチンやらPCデスク周りを掃除したり整理整頓することが最高のひとり時間なのだそうです。
僕は1~2時間で終わるのに、パートナーは5時間くらいぶっ通しで遊んで(?)ますよ。
納得できないときはじっくり話し合う
旦那さんの言い分に納得できないという場合は、じっくり話し合う時間を作りましょう。
話し合いをする時のコツは、話を聞く・理解することを前提に会話をすること。
人は、自分の言葉に耳を傾け、理解しようとしてくれる人を味方だと認識します。あなたが意識的に耳を傾けることで、お互いに感情的にならずに話し合いができるでしょう。
お互いに納得して、より良い生活をしていくにはどうしたら良いのか、じっくり話し合いをする時間を作ってみてください。
まとめ
男にとって、ひとりの時間はとても大切なものだと僕は思います。
ただし、あなたが全てを譲って、ストレスを抱えてしまっては元も子もありません。
お互いに「これだったら良いね」と思えるラインを探してみてください。それが幸せな結婚生活を送るための秘訣ではないでしょうか。
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