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彼氏が優しすぎることで自己嫌悪…自分と彼のことがもっと好きになる考え方とは

彼氏 優しすぎる カップルの悩み
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彼氏が優しすぎることで自己嫌悪に陥ってしまう人がいます。

「優しさにイライラする」「ワガママばっかり言って申し訳ない」など、彼氏は優しいだけなのに、自分自身は良くない行動や感情を抱えてしまっている状態です。

自己嫌悪に陥ると自分を責めつつも、彼氏が優しすぎるせいだ…という気持ちが膨らんでいきます。それでまた自分が嫌になり責めてしまう…という悪循環から抜け出せなくなるのです。

本当なら、たくさん甘えられて誰よりも大切にしてもらえることを幸せだと感じたいのに…この自己嫌悪はどこからくるのでしょうか。

この記事は、彼氏が優しすぎることで自己嫌悪のループから抜け出せない人に向けた内容です。

優しすぎる彼氏の心理や自己嫌悪に陥る理由、心を楽にするための対処法を紹介していきます。

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彼氏が優しすぎるせいで自己嫌悪…これってよくあること?

悩み事や問題が起こったとき、そもそも誰に責任があるのかを考えたくなるものです。多くの人は自分のせいではありませんように…と願っているので、責任の矛先は自然と他人へ向けられます。

自己嫌悪に陥っていると、苦しみから逃れたくて他人の粗さがしをしたくなります。

今回のテーマだと「彼が優しすぎるから私はこんな気持ちになるんだ」「私ばかり怒って彼が何も言わないからいけないんだ」といったことを思っているのではないでしょうか。

結論から言うと、自己嫌悪は彼氏が今と変わらないままでも軽くできるものです。

相手ありきの問題は辛いですが、自己嫌悪は100%自分のなかにあるものなので自分次第で楽になります。ただし、優しすぎる彼氏に責任はないと認めることは、心の痛みを伴うかもしれませんが…。

自己嫌悪との向き合い方が分かれば、優しすぎる彼氏との向き合い方も自然と見えてきます。

自己嫌悪ばかりで彼氏といい時間を過ごせていないなら、一日でも早くそこから抜け出しましょう。

彼と向き合う前に、自己嫌悪感と向き合おう

私自身、強い自己嫌悪感で悩まされた時期が長かったです。今でも油断するとひょこっと顔を出しますが、30歳くらいまでは自己嫌悪とともに生活をしている感じでした。

一番ひどかった時期から抜け出して思うのは、自己嫌悪感は考え方の癖に過ぎなかったということです。

私たちは過去の経験・行動・考え方などから学び、【Aという状況になったらBという感情を発動させる】という仕組みが出来上がっています。

その仕組み通りに動いているだけなんだなということに気付けば、自分嫌悪に陥っている自分を客観的に見れるようになりました。

自己嫌悪感を色んな視点で客観的に見ていくのはとても大切なことです。

自己嫌悪に陥りやすいのはどんな人?原因は?

自己嫌悪に陥りやすい人の特徴としては

  • 責任感が強すぎる
  • ネガティブな思考が強すぎる
  • プライドが高すぎる
  • 0か100かの思考でしか物事を判断できない
  • 相手の本音を探ろうと必死になる

など、何にしても度が過ぎていることで、自分を縛り付けてしまいます。そしてこの行き過ぎた感覚は、自分だけではなく他人へも向かいます。

個人的には、次の2つがもっとも自己嫌悪感を誘発しやすいなと思いました。

0か100かの思考

完ぺきではないならやってないも同然だと考えれば、ほとんどの物事がゼロになってしまいます。

他人の本音を必死に探ろうとする

他人の本音は他人のものであって、躍起になって暴くものではありません。

こういった自分勝手な解釈を事実だと思ってしまうことで、自己嫌悪感はつくられていきます。

自己嫌悪感のない生活を送るには

自己嫌悪に陥りやすい人は、きっと自己嫌悪感がない時間のほうが少ないのではないかと思います。

私は四六時中、この感覚とともに生きてきました。とくに学生時代は辛かったです。

決して人嫌いではないのに、自己嫌悪ループに飲み込まれて疲れてしまい、友達と距離を置くことも度々ありました。

寝れない夜は怖くて仕方なかったし、なんで自分のことが嫌いなんだろう…とやりきれない思いでいっぱいになったものです。

そんな私でも自己嫌悪感とはだいぶ疎遠になってきました。

私も優しすぎる彼氏を持つ一人ですが、彼とのかかわり方が大きく改善しました。今でも衝突することはありますが、少なくとも自己嫌悪による自分勝手な解釈に振り回されることはありません。

私が試しみて上手くいった対処法を紹介します。

自分が抱えている感覚はフィクションだと捉えてみる

自己嫌悪に陥ったときのあの嫌な感じは、事実ではありません。あなたの考え方の癖によって作り上げたフィクションです。

同じ出来事が起こったとしても、その解釈が人によって違うのは、それぞれストーリーを創作しているからです。

あなたは自己嫌悪によって悲しいストーリーを作っているけど、その気になればハッピーなストーリーを作ることも可能です。

彼氏に優しすぎる理由を聞いてみたことはありますか?

私の場合、彼に聞いてみたところ「お前に嫌な思いをさせたくないから」と言われました。

昔の私なら、その一言を思いやりだとは解釈できません。「それは返って私を苦しませるからやめて」と訴えていたでしょう。

でも、今なら嬉しいなと感じることができます。

自分のなかでどんなストーリーを描くかで、人生の豊かさは決まってくると思います。どうせなら、ハッピーなストーリーを作ってみてください。

ハッピーストーリーは基本的に自分も周りもいい気分にさせてくれます。たまに否定されることもありますが、その時はその時で話し合い、再考していけばいいだけです。

自分の感情を否定も肯定もしない

人は常にいい気分で過ごすことはできません。マイナスな感情を抱えてしまうことだってあります。

自己嫌悪感を発動しやすい人は、マイナスな感情があると気づいた瞬間から自分を責めてしまいます。

たとえば優しすぎる彼氏にイラッとしたら、そんなことを思うなんて…と強く否定してしまうのです。

自分のなかで芽生えた感情は、ジャッジするのではなく、ただそれを眺めるような感じで接してみてください。

「あ、今私イラッとしたな~」と思うだけで、小さな苛立ちならすぐに消えてしまいます。

友達にあなたの葛藤を打ち明けたとき、ただただ話を聞いてくれたらそれだけで楽になることはありませんか?

自分の感情を否定も肯定もしないとは、その友達のような立ち位置です。

マイナスな感情は否定すると自己嫌悪感などに変わって悪さをしますが、受け入れると案外素直に消えていくことが多いです。

自分と相手は違う価値観・考えを持っていることを認める

自己嫌悪のようにネガティブ寄りな考え方をする人は、自分が思

っていること=相手が思っていることと認識しやすいと思います。私はそのせいで無駄に自分を苦しめ、相手を責めたてていました。

彼氏が優しすぎると思うのは、あなたの価値観によるものです。彼本人からすると優しすぎるなんて全く思っていないかもしれません。

自己嫌悪感でいっぱいなときにネガティブな思考を排除することは難しいです。でも「私はこう思うけど、あなたはどう思う?」という聞き方ならできると思いませんか?

自分のなかのネガティブは排除せずに、相手の気持ちを受け取れるので、私はこの質問が気に入っていて今でもよく使います。

自分と相手は別の人間なんだと認めるのは、自己嫌悪感で悩んでいる人だけではなく、あらゆる面で大切なことです。

彼氏が優しすぎる心理とは?彼のことをもっと知ろう

優しすぎる彼氏のことは、自己嫌悪感と向き合えるようになるとより見えてくるようになると思います。

彼氏が優しすぎる心理については、こういったものが挙げられます。

  • あなたへの愛情表現だから
  • あなたを傷つけたくないから
  • あなたに嫌われたくないから
  • 元々穏やかな性格だから

1つずつ見ていきましょう。

あなたへの愛情表現だから

彼氏が優しすぎるのは、純粋にあなたを大切にしたいという想いがあるのではないでしょうか。

愛情の伝え方は星の数ほどあります。普段は素っ気ない態度でもここぞというときには守ってくれる愛情もありますし、優しすぎると感じるほどに甘やかしてくれる愛情もあります。

彼氏にとっての愛情表現が優しすぎることであれば、素直に受け取ってみてください。

愛情表現は選べないのが現実

愛情表現って選びたいけど、選べないのが現実ですよね。

私は自分自身がストレートに愛情表現をするほうなので、相手にも同じものが欲しいと思っていたことがあります。

しかし、パートナーのイツキは分かりやすい愛情表現は苦手で、その代わり日常のなかで私を大切にしてくれます。

それはうっかりすると見逃してしまうくらい日常に溶け込んでいるので、私ばかり彼を愛しているのが辛いなんて思っていた時期もありました。喧嘩をしたこともあります。

今は彼の愛情表現を受け取れるようになりましたが、もし受け取り拒否をしていたら別れるしかなかったんだなぁと思います。

あなたを傷つけたくないから

彼氏が優しすぎるのはあなたを傷つけたくないからという可能性もあります。

大切な人の傷ついた顔は見たくない、悲しむ顔は見たくない。そういう気持ちが強い人は、自分が我慢したほうが楽と考えるでしょう。

しかし、我慢は続きません。いつかは感情の爆発が起こってしまうものです。我慢が重なっていくとストレスが溜まり、それが原因で別れることになる場合もあります。

あなたを傷つけまいと我慢をしている人は、そこから抜け出す勇気がなかなか持てないでしょうから、本音が言えるようになるまでに時間がかかるかもしれません。

うちのイツキさんは少なくとも1年半はかかっています。

本音を言ってくれと迫るよりは、「ずっと一緒にいたいからこそ我慢はして欲しくない」「一緒に考えていこう」という姿勢のほうが、彼氏の頑なな心をほぐせると思います。

あなたに嫌われたくないから

嫌われたくない、嫌われたら別れを切り出される。

そういう想いから、あなたに過度な気遣いをしている場合もあります。

彼氏があなたにゾッコンであるとか、あなたが男性にモテる人である、もしくは彼氏が自分に自信がない人だったら、このタイプでしょう。

なかでも、自分に自信がない人は、あなたがいくら愛情を伝えても気づけないのでコミュニケーションに苦労することがあります。

自分に自信がない人というのは、他人からの優しさや愛情を受け取るのが下手、つまり幸せの感度が低い状態です。

これに関しては、本人の努力がないと変わることが難しいです。とはいえ、世の中には男に自信を持たせることが上手な女性がいます。

一般的には、褒める・否定しない・ストレートに愛情表現をする・彼の長所を伸ばしてあげるといったことが有効だと言われています。

彼氏の自信を一緒に育てよう

うちのイツキさんは、褒めるとものすごく伸びる子です。

どうしても否定に近いことを伝えないといけないときは、褒めポイントもセットで伝えないと、どこまで落ち込むのーーー???というくらいしょんぼりするので、正直ちょっと面倒に感じる日もあります。

だけど、否定的なことを指摘して終わるよりも、褒めたほうが私の心も喜びますし、彼のいいところを意識的に見つけようとするので、結果的にお互いにとってプラスだなぁと思っています。

元々穏やかな性格だから

優しすぎるという感覚はあなたのものです。

彼氏本人からすると、優しすぎるなんてとくに思っていない可能性があります。

あなたより年齢が上だとか、恋愛経験が豊富、女性には優しくするものだと教育されてきた人は、これが自然の振る舞いになっているのかもしれません。

優しすぎる彼氏と付き合うメリット・デメリット

優しすぎる彼氏に自己嫌悪を持っている人は、別れることも視野に入れているくらい悩んでいるでしょう。

しかし、「優しすぎる」の一点では別れる決め手にはなりません。別れたあとに後悔するのでは…という迷いもあると思います。

優しすぎる彼氏のメリットとデメリットについて考えてみましょう。

優しすぎる彼氏と付き合うメリット

優しすぎる彼氏と付き合うメリットは以下のとおりです。

  • 受け入れられているという安心感がある
  • 甘えられる
  • 素直になれる
  • 喧嘩をすることがない
  • 自分がリードできる

付き合ううえで安心感は大きいですよね。これは年齢を重ねるごとに実感するものです。

私は若い頃、男に振り回されて感情の振れ幅が激しくなることが恋愛だと思っていました。あの当時は、安心なんて不要でしたが、アラフォーになった今は安心できることが最高の幸せだと感じています。

優しすぎる彼氏と付き合うデメリット

優しすぎる彼氏と付き合うデメリットは以下のとおりです。

  • 本気で言い合うことができない
  • 彼氏の本心が分からない
  • 頼りない
  • 自分がどんどんワガママになっていく
  • 彼氏をぞんざいに扱うようになる
  • 刺激が足りない

私自身の経験で言うと、パートナーのイツキさんが優しすぎる時代に、最も強く感じていたデメリットが自分がどんどん嫌な人間になっていったことです。

ワガママは当たり前で、すぐに感情的になり、何でもイツキさんのせいにする感じでした。

でもそれは、彼が優しすぎるからではなく、私が精神的に自立していないことに問題がありました。

優しすぎるからといって、何をやっても許されるわけではないということを、当時の私は分かっていませんでした。

メリットとデメリット、どちらを見たほうがいいの?

メリットとデメリットを比較するのではなく、こう考えてみてください。

  • メリットをもっと大きくすることはできるか?
  • デメリットをもっと小さくすることはできるか?

優しすぎる彼氏のメリットには彼のいいところが凝縮されていますが、デメリットには彼女側の不安や不満が挙げられています。ということは、デメリットはあなたの考え方や心がけで小さくできるということではないでしょうか。

まとめ

インスタグラムでこんな言葉を見つけました。

優しすぎる人は、何の痛みもなく許しているわけではない、笑っているわけではない。

当たり前だけど、忘れてしまいがちなことだと思います。この投稿を読んだとき、もっと早く気付ければよかったなぁ…とイツキさんに申し訳ない気持ちになりました。

今後に活かしていくことにします。

 

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