どんなに好きでも上手くいかないことはあります。恋愛感情がお互いにあっても、価値観があまりにもかけ離れていると、一緒にいても傷つけ合ってボロボロになってしまうでしょう。
価値観は、ある程度ならすり合わせることはできますが、どうしても無理という場合もあります。
今回は、好きだけど離婚したほうがいいケースとして「浮気」をテーマに色々考えてみたいと思います。
愛されている実感はたしかにあるのに、浮気を繰り返されて心が折れかけている方にはぜひ読んでもらいたいです。
彼が浮気をしたら…とリアルに想像してみた
浮気は「好きだけど離婚」の典型的なケースではないでしょうか。
ここでは浮気は絶対にダメ!と考えている側の視点から、お話させてもらいますね。
もしうちの彼が浮気をしたら…とリアルに想像してみました。
彼を心から信じているし、私と同じ価値観(浮気したら終わり)を持っているので、絶対にあり得ないと思っている中で、彼の浮気が発覚したら…。
許さないとかそういう感情よりも先に、精神崩壊が起こりそうで怖いです…。
理想は粗大ごみをすてるようにポイッと家から追い出すことですが、リアルに想像するとそうもいかないものですね…。
彼に罪悪感があれば、それが希望の光になるかも…
リアルに想像してみて思ったのですが、許すか許さないかは、彼の言動や態度も大きく左右するなと思いました。
罪悪感で押し潰されそうになって、泣きながら謝ってきたなら、一旦は許す方向で話が進みそうです(気持ちが落ち着いたら結局別れそうですが…)。
だけど、「お前が悪いんだろ」的な発言があったり、「浮気ってなんでダメなわけ?」という感じなら、別れるのは必須だとしても、この先の人生をどう生きていったらいいのか、途方に暮れてしまうでしょう。
浮気肯定派と否定派はハッピーエンドになれない
愛があればどんなことでも乗り越えていける。そう思えたらどんなに素晴らしいかと思いますが、そんなのはキレイごとだと気づく日はいずれやってきます。
浮気肯定派と、否定派がカップルになったとしたら、愛情だけでどうにかなるものではない、むしろ愛情があるほど苦しいと、限界を迎える日はすぐにやってくるでしょう。
真逆の価値観でも、よく話し合えば、分かり合おうとすれば、共感できる部分が見つかることは多いです。
ですが、浮気においては肯定派と否定派がいくら話し合っても、埋められない溝があるように思えてなりません。
浮気肯定派の意見を集めてみた
浮気は絶対的に否定派!!の私にとって、浮気肯定派の意見は、どんなものであっても響かないと謎の自信があります。
ここでは、浮気肯定派の意見を集めてみたので、共感できない順に紹介していきます。
ほんの少しでも共感できる部分は見つかるでしょうか。共感レベルがMAX10だとして、どれくらい共感できるか考えてみます。
1⃣浮気は気晴らし【共感レベル0】

浮気は気晴らしだ
この男性は、浮気肯定派として色々な考えを述べていましたが、その中でも私が心を揺さぶられたのは「浮気で気晴らしをして本命と上手くいくならいいのでは」というひと言でした。
私にとっての気晴らしは、美味しいものを食べるとか、笑える映画を観るとか、ドライブをするとか、そういったものです。彼に嫌な思いをさせるとか、傷つけるといった要素はありません。
浮気という気晴らしでやっとつり合いが取れるくらい辛い現実を生きているのか、それとも浮気をスポーツで汗を流すくらいの行為だと思っているのか…深いところまでは分かりません。
私が気晴らしで浮気をされたなら、どうやって傷をいやしていけばいいんだろう…。
そして、もし私が気晴らしで浮気をすることがこの先あるとしたら、その時はきっと心が病んでいるのだと思います。
2⃣男は浮気をする生き物【共感レベル0.2】

体の浮気だけなら許す
「男は浮気をする生き物だ」とは、昔からよく耳にしますが、これも共感はほぼ0です。だから、体の浮気だけでも私には受け入れることができません。
だって人間には理性もあるのですから。本能がむき出しになってしまう状況を作らないようにすることが大事なのであって、男はそういうもんだという開き直ったような意見は聞きたくありません。
この件については、彼の意見も聞いてみました。

男は…っていうか、女性もだと思うよ。隠すのが上手いからバレないだけでは?
たしかに…。女の浮気は本気になるから、より厄介だとも聞いたことがあります。計画的な嘘も女性のほうが上手そうです。
3⃣相手が悪い【共感レベル1】

仕事ばかりで私のことを全然見てくれなかったから…

最近彼女が冷たいから…
浮気をした理由が、さも相手にあるかのような言い訳は聞きたくありません。しかし共感レベルは私にしては高い【1】…。
それはなぜかというと、寂しくて元カレ(というほどの付き合いもありませんが)と連絡を取っていた過去があるからです。
あの頃は、ずっと心に穴があいている感じで、それを埋めるためだけに元カレと連絡を取っていました。
うちの彼からすると、元カレと連絡を取るだけでも浮気に値するとのこと。とても傷つけてしまいました。
その経験から思うのは、「構ってもらえなくて辛いなら相手に伝えればいい」「恋人と上手くいっていないなら、とことん向き合えばいい」のであって、他で満たすことなんてできないということです。
お互いが向き合う気力をなくしてしまったら、浮気がどうとかは関係なく、離婚は避けられないと思います。
4⃣男はOK、でも女はだめ【共感レベル-100】

俺は仕方ないけど、彼女に浮気されたら絶対に許さない!
堂々とこんなアホなことを言ったのは、学生時代の同級生でした。
実際、彼は飲み会の席で彼女がいるにもかかわらずいちゃいちゃしておきながら、彼女の浮気は激おこで本当に別れました。
なんで男は仕方ないの?なんで女はダメなの?せめて、自分が浮気をしているなら相手がやっても仕方がないくらいの器はあって欲しいものです。
浮気否定派ですけど、女だって浮気の誘惑に負けてしまうことはあると思います。そもそも女も男も関係ありません。
5⃣バレなければOK【共感レベル0.5】

彼女に浮気がバレるような奴は、浮気をする資格がない!
こんな風に思っている人って多いですよね。たしかによく考えもせずにバレる嘘をつく男よりはマシかもしれません。
だけど、私は巧妙な嘘をつく人と一緒にやっていける自信はありません。
うちの彼は、ウソがとても下手な人だと思います。こちらがカマをかけたらすぐにボロが出てしまうし、そうじゃなくても顔に出るし。
そういう不器用なところも、彼を選んだ理由のひとつです。
「すぐにバレるような浮気をする彼」と「上手に浮気をこなす彼」の、究極の二択を迫られたら、私は前者のほうがマシだと思いました。
浮気否定派の意見も集めてみた
私はゴテゴテの浮気否定派なので、やっぱりこちらの意見のほうが居心地が良いです…。
1⃣浮気したほうが100%悪い

いじめと同じだよ。どんな理由があっても、いじめる理由にはならない。
どんな理由があっても、浮気をする理由にはならない
学生時代の話ですが、「いじめられるほうにも原因がある」という空気が漂っている時期がありました。
いじめられる人はオロオロしていていたり、いじりやすい特徴的な部分(たとえばオタク)を持っていたり、ネガティブだったりなど、いじめやすい要素を持っていると思います。
当時は、上手く気持ちを整理できなかったのですが、胸が苦しくなったことをよく覚えています。
いじめられてはいなかったものの、私もオロオロ族でしたし、内向的な性格だったので。
だけど、あるテレビ番組でこんなセリフを耳にしました。
「いじめられる側にどんな問題があっても、いじめるほうが100%悪い」
五分五分でもなく、99%でもなく、100%と言い切ってくれたのです。ドラマなのかドキュメントなのか…どんなテレビ番組を観ていたかは忘れてしまったのですが、本当に心が救われました。
長々といじめについて話してしまいましたが、これはそっくりそのまま浮気にも当てはまるのではないでしょうか。
どんな理由があっても、浮気をしたほうが100%悪いって思っています。
もし彼に浮気されてしまったら、どんなに好きでも離婚を選ぶと心に決めているのは、彼が100%悪い…つまり私には出来ることはないと思っているからです。
私に出来ることがあるのは、浮気をする前まで。
ちなみに私にとっての浮気とは、キス以上の行為です。
2⃣相手が嫌がることをしてはいけない

恋人を傷つけてまでやることではないよね
恋人に限らず、人間関係全般に言えることですが、相手が嫌がることをしないというのは基本です。
相手が浮気をNOだと言っている限りは、相手の了承なしに動くのはルール違反ではないでしょうか。
恋人間には必ず何かしらのルールがありますよね。仕事が終わったら連絡するとか、デートプランは交互に考えるとか、車を出してもらったらガソリン代は負担するとか…。
些細なことから大きなことまで色々ありますが、私たちも付き合ってきた15年間で、2人だけのルールをたくさん作ってきました。
お互いが気持ちよく暮らしていけるように、価値観・考えの違いがなるべくストレスにならないようにといったことが目的のルール決めは必要です。
浮気肯定派と否定派が付き合うのなら、ルールを決めるまでは浮気しない。そういう気持ちは大切だと思います。
3⃣信じられなくなる

一度浮気されると、もう二度と信じられなくなる
浮気は恋人が肯定的でない限り、こっそりするしかありません。となると、ウソを何重にも重ねなくてはいけなくなるわけで…。もし裏切りがバレたとしたら、どうやったらもう一度信じようと思えるのでしょうか。
恋人の浮気が発覚してもやり直すと決めた人でも、どうしても前のように信じることができなくて結局別れてしまったという話は多いです。
一度でも裏切ってしまえば、修復は本当に難しいですよね。
彼を裏切ったことも、彼に裏切られたこともありますが、修復するまでに数えきれないくらい衝突してきましたし、時間もかかりました。
どんなに好きでも離婚を選ぶしかない現実…
浮気肯定派と否定派のカップルであれば、心のどこかで「ちゃんと見張ってないと浮気しそうだな…」という気持ちはあると思います。そうやって考える時間があると、ショックを受け止めるための緩衝材が心の中に作られていくと思います。すごく傷ついてしまう事実は変えられないでしょうが…。
ですが、私と同じ「絶対に否定派」の彼が浮気をしてしまったら、緩衝材がない中でこのショックを受け止めるのは絶対に無理だと思います。
好きだけど離婚しか選択できないという心境になるのは間違いありません。もしくは、愛情すらなくなってしまうかもしれません。
修復への道は険しすぎる
浮気されてしまうと、修復への道は厳しいですよね。仲良くしたい、前のような関係に戻りたいと思っても、裏切られた傷はいつまでもジュクジュクと痛みを伴うでしょう。
だけど、この傷は浮気をした張本人が治してくれるわけではありません。
心の傷を治していくのはあくまで自分自身。周囲は恋人を含め、お手伝いしかできません。
これがまた辛いですよね。
私は浮気ではないですが、彼に裏切られた経験はあります。
心の傷を癒すのは、一日一日の積み重ねていくしかありません。相手のせいなのに、なんで自分がこんなに辛い思いをして裏切られた現実を乗り越えなくてはいけないのか…と何度も挫折しそうになりました。
内観をたくさんして、人間関係や恋愛心理学の本を読み漁って、誰かの体験談を聞いて、本当に少しずつ癒していった感じです。
私の中で、浮気は最上級の裏切りですから、乗り越えられる自信はありません。
だから恋愛感情が残っていたとしても、傷の深さに怖気づいて離婚を選ぶだろうなと思うのです。
まとめ
浮気されても乗り越えられたカップルは、本当にすごいなと思うし、心から尊敬します。
だけど、自分が同じように踏ん張りたいかといえば、とてもそうは思えないのが正直な気持ちです。
子どもがいたら、また違った選択があるのかもしれませんが。
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