【5段階評価】
面白さ(総合評価):5
グロさ:1
ドキドキ感:3
ビックリ度:3
セクシー度:0
時間:103分
『Get out』は、レンタルショップでたまたま見つけた映画だったのですが、僕達カップルが二人して面白かったと言った作品です。
ホラー映画ではありますが、ほとんどグロさもありませんので、気軽にホラーを楽しみたいカップルにもおすすめです。
では、早速『Get out』を観た時の感想をお話します。
※ネタバレになりそうなことは極力避けています。
『Get out』のあらすじをざっくり紹介
黒人の青年(主人公:クリス)が、白人の彼女(ローズ)の実家に挨拶に行くというストーリー。
彼女の家族は、クリスを暖かく迎えてくれて、翌日に開催されるパーティーにも参加するように勧めてくれた。
ローズの実家に泊まっていくことになったクリスは、その夜、使用人として働いていた黒人女性と黒人男性の不可解な様子を見て怖くなる。
翌日のパーティーでは、ローズの親戚が集まっているということもあり、白人ばかり。割とフレンドリーに話しかけてくれるものの、どこか様子がおかしい。
というところから、どんどん不気味な雰囲気になっていき…。
不思議な世界観に引き込まれる
観ている最中も、会話をすることを忘れるくらい、この映画の世界に引き込まれていました。
最初からもどこか不思議な雰囲気ではあるものの、主人公のクリスが、黒人であることに劣等感を感じすぎているのではないかと思っていました。
ですが、ストーリーが進むほどに、どんどんその真実が露わになります。
終盤まで続く不気味な雰囲気は、色々なことが気になってきますので、目が離せなくなっていました。
人種差別をうまく取り入れている
『Get out』は、黒人の差別を上手く利用した作品だと思います。
黒人は差別されていた、あるいは、今でも差別されていると思っているからこそ、この映画は良い作品にできたのでしょう。
目の当たりにしたことはありませんが、今でも黒人の人はこんな扱いを受けたり、コンプレックスを抱えているのかなぁと思いました。
そういう意味では、人種差別のことを考えさせられる映画です。
そういう意味か!と思わせる発想に脱帽
『Get out』の面白い部分は、色々なところにちりばめられた伏線と、その回収です。
使用人がおかしかったのはそういう意味か!とか、フラッシュをたかれておかしくなったのはそういうことか!というのが、終盤で次々繋がっていきます。
タイトルすら伏線です。
僕達は1回だけしか見ていないのですが、2回以上観ても楽しめると思います。
ストーリーが良い!
ストーリが大変良く作り込まれていて、終始引き込まれっぱなしになりますし、観終わった後のスッキリ感、伏線が回収されていく爽快感がスゴイです。
もちろん、ホラー映画だけあって、ずっと怖い(不気味)です。最後のハラハラ感もたまりません。
まとめ
『Get out』の感想を書いていて思ったのは、ネタバレなくしてこの作品を語るのは難しいということ。
本当だったら、○○のシーンはこういう意味だったんだ!すごいよね!とか言いたいのですが、それができないと、伝えられることは限られてしまいました…。
これを読んでいるあなたも、実際に観て、ぜひこのスッキリ感を味わってもらいたいです。
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